座談会
「オリンピックメダリストへと導いた水着開発」
参加者:星 奈津美(ミズノスイムチーム)、島名 孝次・田中 啓之(ミズノ) インタビュアー:瀬尾 和哉(山形大学) 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、スポーツへの関心が日々高まっている。そんな中、スポーツ用具の研究・開発において、機械工学の役…Read More
座談会
参加者:星 奈津美(ミズノスイムチーム)、島名 孝次・田中 啓之(ミズノ) インタビュアー:瀬尾 和哉(山形大学) 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、スポーツへの関心が日々高まっている。そんな中、スポーツ用具の研究・開発において、機械工学の役…Read More
特集 オリンピック・パラリンピックに貢献するスポーツ工学
2018年2月9日〜25日に2018平昌冬季オリンピック大会が開催された。日本選手は、金メダル4個、銀メダル5個、銅メダル4個の合計13個のメダルを獲得し、過去最高の好成績を残した。また、羽生結弦選手の大会2連覇、小平奈緒選手のスピードスケート女子500mでの初の金メダル、女子カ…Read More
特集 オリンピック・パラリンピックに貢献するスポーツ工学
はじめに 新しい学問分野であるスポーツ工学 スポーツ工学は1980年代の終わりごろより始まった新しい学問分野である(1)。スポーツを行う人間にとって、より良い用具、装具および環境を作るためには、使い手である人間側の研究が必要となる。そのような観点から、工学が、スポーツを行う人間側…Read More
特集 オリンピック・パラリンピックに貢献するスポーツ工学
図1 チェアスキー チェアスキー競技のカウルについて チェアスキーとは下肢に障がいのあるスキーヤーが座席にスキー板を固定して雪面を滑走するスポーツである(図1)。座席はサスペンションを組み込んだチェアスキーフレームとバケットシートで構成され、チェアスキーヤーはそれを上半身の力で操…Read More
特集 オリンピック・パラリンピックに貢献するスポーツ工学
図1 チェアスキーフレーム(3D-CAD) チェアスキーフレームについて チェアスキーフレームは、座っているスキーヤーの身体を支え、力を雪面に伝えるリンク機構を有したフレームである。チェアスキーフレームは、座った状態でスキーを行うための最も重要な用具であり、特殊なリ…Read More
特集 オリンピック・パラリンピックに貢献するスポーツ工学
パラサイクリング サイクリング競技は、日本のみならず海外においても大変人気のあるスポーツである。その人気の高さは、国際的に有名な大会が独自に開催されるだけでなく、オリンピックなどでの主要種目であることからも理解できる。 サイクリング動作では、ペダルを踏み込みクランクを回転させる。…Read More
特集 オリンピック・パラリンピックに貢献するスポーツ工学
はじめに オリパラのレガシーとは? オリパラのレガシーと聞いて真っ先に思い浮かぶのは何だろうか。恐らく、多くの人々が“競技場”を連想するのではないか。しかし、レガシーとはそのようなハード面だけに留まらず、人と人とのつながりや確立された技術などのソフト面も内包する。東京オリンピック…Read More
特集 オリンピック・パラリンピックに貢献するスポーツ工学
はじめに 障がい者スポーツとの接点 2016年リオデジャネイロ、そして本稿が学会誌に掲載される直前まで開催されていた平昌オリンピック・パラリンピックの開催前には、テレビ等のマスメディアにおいて選手たちの記録や成績にまつわる要因を特集する番組や記事が、これまでの大会以上に増えている…Read More
特集 オリンピック・パラリンピックに貢献するスポーツ工学
図1 筋骨格シミュレーションの例(1) 左図:正対時、右図:競泳の飛び込み動作の再現 はじめに オリンピック・パラリンピックなどの競技スポーツでより良い結果を得るために、スポーツ用具の研究・開発が盛んに行われている。2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催される。アス…Read More
【表紙の絵】
「あいするこころロボット!!」
齋藤 佑陽 くん(当時5 歳)
人間ができないことが何でもできる
ロボットがあったらいいな。