キーワード: Myメカライフ

ラーメンの残り汁の油からエンジン燃料をつくる

No.1192, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1192-43/

「ラーメンします。」現在の大学に着任した年、配属された卒研生4名に研究テーマを説明したところ、はじめに希望者が出たのがこのテーマです。研究の経緯やそれを通じた研究教育活動について触れたいと思います。 研究の経緯 初めて、単独の研究室を持つことになり、何を研究テーマとするか、異動前…Read More

環境に柔軟に適応できる機構を目指して

No.1189, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1189-43/

私は小さな頃、レゴブロックで歯車やリンクなどの機構を組合せ、からくり仕掛けのロボットを作って遊んでいました。機構が大好きで、その後研究者の道を選ぶのですが、機構の歴史は古いため、まだ研究する余地があるのであろうかと不安に思う時期がありました。 そこで「どのようなことまで機構ででき…Read More

機械系から学際的境界領域へ

No.1188, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1188-46/

私が現在行っているマイクロ流路関係の研究は、材料、化学、物理、界面科学、バイオ等の相交わる極めて学際的な領域にあります。そのせいか近年、私の元々の出自が機械系であることを意外だと驚かれることが増えてきました。そこで今回の執筆依頼を機に、自らの機械系としての源流とこれまでの研究履歴…Read More

技術者から大学教員への転身

No.1187, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1187-45/

企業経験が豊富な先生にお願いしたいと今回の執筆のお話しを頂きました。自分自身のキャリアを振り返るよい機会と思い、これまでの歩みと現状を執筆させて頂きます。

フィッシュ&チップス

No.1185, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1185-47/

昨年末より在外研究(通称在研、英語ではサバティカル)のためイギリスに滞在しています。イギリスの食べ物と言えば、まずいことのほかに、フィッシュ&チップスが有名です。熱々のところに大量のモルトビネガーをかけて、ビールを飲みながら食べると、下味のほとんどない鱈の天ぷらも美味しく…Read More

機械工学を学び、中学校技術科教員へ

No.1184, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1184-47/

私は長野高専機械工学科、千葉工業大学工学部機械工学科、そして千葉大学大学院教育学研究科技術教育専攻を経て、現在、中学校の教壇に立っています。機械工学を学びながら教員になった経緯について振り返りたいと思います。

機能創発と機序解明を主軸とした異分野融合研究のすすめ

No.1183, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1183-46/

私の研究室は流体医工学研究室という名前で九州大学大学院工学研究院機械工学部門において2016年4月よりスタートした研究室です。もともと私自身は熱流体を専攻して2003年に学位を海外の大学で取得したのですが、学位取得後に自分の研究の方向性を見失って模索している中でマイクロ/ ナノ工…Read More

知的好奇心を原動力に

No.1181, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1181-44/

今回の執筆にあたり、過去および現在の自分を駆動している根源を探ってみたいと思います。 私は、宇宙探査をはじめ極限環境におけるフィールドロボティクスの研究開発に取り組んでいますが、「宇宙好き」あるいは「ロボット好き」な少年だった、というわけではありません。高校時代も部活ばかりやって…Read More

ワークライフを前向きに楽しく!

No.1179, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1179-17/

近年、日本では女性研究者・技術者の社会進出を支援するために、仕事と家庭を両立するための制度作りとその実施が進められています。育児休業法・保育施設拡大計画・育児のための柔軟な勤務制度導入など、女性技術者が研究と育児を併行できる施策が実施されていますが、このような制度の整備や対応は、…Read More

生物を使った新しいロボット開発を目指して

, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1178-14/

あの衝撃は今でも忘れません。初めて研究室に配属した学部4 年生、私はある生き物と出会いました。その生き物との出会いが私の人生にこんなにも大きな影響を与えるとは、その当時は夢にも思いませんでした。私が学生時代を過ご
した森島研究室は機械科のどの研究室とも違っていました。細胞培養を行うクリーンベンチや顕微鏡が揃った研究室は、私の興味を引き付けるのには十分でした。そんな研究室に一際異彩を放つ生き物が飼育されていました。それは、ゴキブリです。とにかく人とは違うことをして目立ちたいと考えていた私は、ゴキブリを使った研究をして世界をあっと驚かせたいと思いました。そこから私とゴキブリの研究生活が始まりました。