キーワード: Myメカライフ

ものづくりに憧れて

No.1273, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1273-34/

この度、日本機械学会奨励賞(研究)を賜りました。受賞タイトルは「水中気泡崩壊挙動の制御と高温油エアロゾル解析への応用研究」です。この場をお借りして、日頃からご指導いただいている先生方や選考委員の先生方に厚く御礼申し上げます。これからもご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。今回コ…Read More

機械構造物に形状で機能をもたらす~メタマテリアルの活用~

No.1272, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1272-42/

この度は、「振動低減や衝突エネルギー吸収に関するメタマテリアルの研究」というテーマに対して、日本機械学会奨励賞(研究)をいただき大変光栄に思います。この研究では、メタマテリアルと呼ばれる概念を機械構造物の性能向上に活かすことを試みました。メタはギリシャ語で超越をあらわし、巨視的に…Read More

Life is as complicated as a cell is full of molecules.

No.1270, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1270-35/

この度は「生細胞の分子交換メカニズム解明に関する研究」と題して日本機械学会奨励賞(研究)を賜り、この執筆の機会をいただきました。 私が在籍していた出口研究室(大阪大学基礎工学研究科)はこれまで細胞の力学適応メカニズムを探る研究を行ってきました。2018年春、博士課程の学生として研…Read More

天長地久 ー研究の道ー

No.1269, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1269-36/

2023年度(令和5年度)日本機械学会奨励賞(研究)を、テーマ「イオン液体とMXeneによる生分解性蓄電素子の研究」で受賞いたしました。この場を借りて共同研究者・審査員・学会関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。本研究はグラフェンや二硫化モリブデンのような二次元ナノシート構造をもつ…Read More

高効率なガスタービン開発への貢献に至る道のり

No.1268, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1268-33/

この度は「高効率で広作動域を有する発電用ガスタービン圧縮機の開発」というテーマで日本機械学会奨励賞(技術)を受賞したことに際し、執筆の機会をいただきました。これまで流体工学やターボ機械に携わってきた経験を振り返りつつ、研究テーマへの想いや今後の目標について紹介させていただければと…Read More

私のモチベーション(暫定)と今後

No.1265, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1265-40/

この度は、機械学会奨励賞(技術)をいただき、誠に名誉に思います。 今回の受賞は、大気圧非平衡プラズマに関する研究を評価していただいたもので、基礎的な現象の解明、微粒子集塵技術の実用化への貢献、新規応用としてのガス分解技術の基本的な実証を行いました。これらの研究成果は決して私ひとり…Read More

ワイヤロープを紐解く

No.1263, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1263-50/

この度は、「素線形状の幾何学的定式化によるワイヤロープ断面内の断線位置推定手法の研究」という題目で日本機械学会奨励賞(研究)を受賞し、このような執筆の機会をいただけたことを大変光栄に思います。これまでの研究を振り返りながら、研究テーマのおもしろさをお伝えできればと思います。 現在…Read More

機械工学の新時代へ

No.1262, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1262-70/

この度、『乗用車エンジン向けターボチャージャに用いる高効率ワイドレンジ遠心圧縮機の開発』というテーマで日本機械学会奨励賞(技術)を受賞したことに際し、本稿の執筆の機会をいただきました。流体力学に携わってきたこれまでを振り返りつつ、機械工学の将来と今後の展望について、自分の思いを語…Read More

とある研究者の自分語り

No.1261, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1261-47/

研究についての想いなどを書いて欲しいと依頼されたので、私が何をやってきて今に至るのか、研究に取り組み始めてからこれまでの日々を思い出しながら少し書いてみたいと思います。隙あらば自分語りをしてしまうオタクの悪いクセが出ている文章になっていたらごめんなさい。 私は大多数の機械工学科出…Read More

持続可能なエネルギーの実現への貢献

No.1260, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1260-49/

この度、「大型ウィンドファームにおける風車後流影響を評価可能な風況解析手法の開発」というテーマに対して、日本機械学会奨励賞(技術)をいただきました。本稿では、恐縮ながらも筆者のこれまでの経験や風力発電に関わる研究について紹介させていただきます。

実験設備という「子供」との成長記録

No.1259, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1259-52/

  この度、「発電プラントの流体漏洩時における高速気中水噴流挙動の評価技術の開発」というテーマで日本機械学会奨励賞(技術)を受賞したことに際し、Myメカライフの執筆の機会をいただきました。これまでの研究業務を振り返りながら、このテーマへの想いや今後の展望について紹介させ…Read More

人生も研究もハイブリッド

No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-41/

この度、「昆虫嗅覚と機械を融合したバイオハイブリッド匂いセンサ・匂い源探索技術の研究」というタイトルで日本機械学会奨励賞(研究)を受賞し、Myメカライフ執筆の機会をいただきました。現在、筆者は生体(昆虫から哺乳類まで)と機械を融合したバイオハイブリッドによる新しい技術創出を目標に…Read More

開発現場から研究へ ―積層すること山の如し―

No.1257, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1257-41/

この度は日本機械学会奨励賞(研究)をいただき、大変光栄に存じます。受賞に際して、寄稿の機会を頂戴しましたので、現在のキャリアに至る経緯、受賞した研究テーマを含む現在の研究についてご紹介させていただきます。

タービンに魅了された者

No.1251, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1251-47/

この度、『二相流計測技術の確立と信頼性・性能を両立する蒸気タービン翼形状の開発』というテーマで日本機械学会奨励賞(技術)を受賞したことに際し、執筆の機会をいただきました。これまでを振り返りつつ研究テーマへの想いや今後の展望について、紹介させていただきます。 私は、エネルギー資源の…Read More

社会の役に立つ研究を目指して

No.1249, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1249-46/

この度は日本機械学会奨励賞(研究)を受賞しまして、大変光栄に思っています。受賞にあたって今までの研究を振り返って研究に対する思いを文章にしてみたいと思います。 私が研究者の道を選んだのは社会の役に立ちたいという思いからでした。研究をする道に進む決め手となったのは司馬遼太郎の小説「…Read More

素材を創り、強くし、壊してきた研究生活

No.1247, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1247-42/

この度、「高周波誘導加熱を用いた金属材料の表面改質とその効果発現メカニズム解明に関する研究」という題目で日本機械学会奨励賞(研究)を受賞したのに際し、執筆の機会を頂きました。これまで広く材料に携わってきた経験を振り返りつつ、研究テーマへの想いや今後の目標について紹介させていただき…Read More

エンジン研究を通じての想い

No.1246, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1246-46/

自動車エンジンの燃焼技術の一つである副室式ジェット点火システムの開発について、奨励賞を頂きました。 本研究は、運転領域が限定されるハイブリッド車向けエンジンにおける熱効率の向上を目的として、既存エンジンに後付け搭載可能な小型副室の設計および性能実証を行ったものです。本稿では、私の…Read More

異分野との交流が成長を促す

No.1245, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1245-42/

私がトライボロジーの分野に携わるようになったのは、東京理科大学の学部4年生時、後に師匠となる佐々木信也先生の研究室に配属されたのがきっかけとなります。機械工学科に所属しながら、高校時代いちばん好きな科目は化学ということで、摩擦表面と潤滑油の化学反応の調査に取り組ませていただきまし…Read More

切実に生きることの功罪

No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-42/

私は幼少期から虚無主義に取り憑かれ、何てことのない1日を生きるだけでしんどさを感じていました。訳もわからず、人間として生まれて、生きる義務を背負っているようだが、その件に関して創造主的な存在から何の説明も受けていないことに不満を感じていました。多感な時に、リチャード·ドーキンスの…Read More

現象の本質を捉えるための賢い解析モデルの選択 ~フィデリティとは何か?~

No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-40/

この度は日本機械学会奨励賞(研究)を頂き、大変光栄に思います。受賞に至りました研究は、構造解析のための低・高フィデリティ有限要素モデルを、変数を変えずに一貫して導出するマルチフィデリティ解析法の構築を試みたものです。本稿では、この研究の概要と私の感じる研究の面白さについて述べたい…Read More