キーワード: 機械遺産のDNA
食品業界の近代化に貢献した自動包餡機「105型」
No.1180, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1180-38/
自動包餡機の開発-創業者林虎彦の思い レオン自動機(株)(以下、当社)創業者の林 虎彦は、戦後、パンや和菓子職人の経験から和菓子屋を営んでいた。あんこを饅頭の皮で包む作業は、熟練を要する作業であるが、大量注文が入った時などは、ひたすら包む作業に追われる、単純重労働であった。 林は…Read More
10A型ロータリーエンジンのDNA RE スピリット
No.1179, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1179-13/
1. 世界初、唯一の実用化 未知の開発が新しい価値と不屈の精神を生んだ 日本国内のモータリゼーション真っ只中の1967年5月、1165mmの低車高で流麗なボディ形状の940kg 軽量スポーツカー、コスモスポーツが発売され人々を魅了した。その車両には、491cc×2 ローターの10…Read More
無停止杼換式豊田自動織機(G 型)第1号機/ 豊田式汽力織機
No.1178, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1178-10/
はじめに:トヨタの起源 トヨタグループの歴史は最初から自動車ではなく、日本の十大発明家のひとり豊田佐吉が発明した織機から始まり、息子の豊田喜一郎が自動車産業に進出し現在に至っている。 豊田佐吉は1885年の専売特許条例制定を知り、発明で世の中に貢献することを決意。母親の機織りを見…Read More