キーワード: 技術者こそコミュニケーション力を磨け!
第11回 今や「タイトル」でも決める時代
No.1272, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1272-36/
はじめに 第1回目では、連載12回に渡る「シラバスもどき」を記載した。どのようなシラバスであったかというと、 ①何も残らず無用となる長話とその対策 ②技術者向けコミュニケーションの7つ道具 ③これ以上のガラパゴス文化は存在しない「QC矢印」 これらは、第2回から第10回まで、それ…Read More
第10回 外国人が困惑する超ガラパゴス「QC 矢印」
No.1271, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1271-36/
はじめに 「ガラパゴス文化」、この言葉の由来をわざわざ記載するほどレアな単語ではなくなった。今や、一般用語となっている。それでは、いきなり、ガラパゴス文化の事例を挙げてみよう。良し悪しは問わない。 A) 難解なQC矢印(今回のテーマ) B) 企業における朝のラジオ体操 C) 報連…Read More
第9回 無用の長物(話)と走馬灯パワーポイントの対策
No.1270, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1270-40/
はじめに 「役に立たない余計な物や邪魔くさい物」を「無用の長物」と呼ぶが、今回の第9回は、前述の「物」を「話」に置き代えて解説する。例えば、制限時間を想定したにも関わらず、まるで走馬灯のように多量なパワーポイントを捲る発表者に何度か遭遇する。ここまで読めば、今回のテーマの内容を推…Read More
第8回 1分間スピーチは面接や設計審査で必須の道具
No.1269, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1269-28/
はじめに 第6回でも紹介したが、筆者が経営する「國井技術士設計事務所」のホームページ内に、「無料ご質問コーナー」のサイトがある。その質問内容は以下が多い。 ①役立たずのFMEAの賢い運営方法 ②いじめの設計審査、お通夜の設計審査の改善方法 ③設計書を作成できない日本人設計者 ④低…Read More
第7回 日本人技術者が苦手な「コンセンサス」
No.1268, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1268-34/
はじめに 「コンセンサス(consensus)」を説明する前に、一般人にもよく知られる単語がある。さらに、その一般人の中でも虚弱体質の人や高齢者なら、ほぼ全員が知っているだろう単語が「インフォームドコンセント(informed consent)」である。 なぜ、虚弱体質の人や高齢…Read More
第6回 面接や設計審査で必須の「3秒ルール」
No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-40/
はじめに 筆者が、かねてから悩んでいることが二つある。 その一つ目は、設計コンサルタントとして、徹底した競合機分析から「競合機潰し屋」として名を馳せる当事務所ではあるが、ときたま、憂鬱になるときがある。それは、高校や大学での同窓会、その近況報告である。進学校ゆえ、仲間たちの開発秘…Read More
第5回 彼女いない歴35年を克服する技術者向けPDPC法
No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-46/
はじめに 「技術者向けコミュニケーション7つ道具」の一つひとつを伝授してやっと半数に辿りついた、その四つ目の道具である。 少し前を振り返れば、第3回目の「6W2H」、第4回目の比喩(ひゆ)では、ある共通の単語が記載されていたことに気づいたであろうか? それは「義務教育」である。筆…Read More
第4回 比喩(ひゆ)は技術者専用のコミュニケーション道具
No.1265, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1265-34/
はじめに 前回の第3回目では、「技術者向けコミュニケーション7つ道具」の存在と、その内の一道具として「6W2H」を伝授した。小学校や中学校における義務教育で習った「5W1H」が一般常識となっているが、「6W2H」は、かつて、商標登録した当事務所のオリジナルである。 またこれは、コ…Read More
第3回 6W2Hは技術者必携のコミュニケーション道具
No.1264, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1264-38/
はじめに 前回の第2回では、「技術者向けコミュニケーション7つ道具」の存在と、その内の一道具として「ラポール」を伝授した。再度の読み返しをお願いしたい。 ところで、本稿を読んだだけでは決してコミュニケーション力は向上しない。技術屋として一人前になるためには、それぞれの業界や分野で…Read More
第2回 技術者向けコミュニケーション7 つ道具
No.1263, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1263-44/
はじめに 前回の第1回目の内容は、連載12回に渡る「技術者こそコミュニケーション力を磨け!」の「シラバス」になったと思う。その中で取り上げた三つの課題は、 ① 無用となる長話とその対策 ② 技術者向けコミュニケーション7つ道具の存在 ③ 日本の超ガラパゴス「QC矢印」の禁止 どれ…Read More
第1回 パワーポイントから始まる老害の初期症状
No.1262, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1262-64/
はじめに 2023年の9月中旬、本誌の関係者から2024年度における連載記事の執筆依頼を受けた。その理由を聞けば、今やベテランも若手もコミュニケーションの苦手な人が増加し、技術者間で重要なコミュニケーションが欠落。大学や企業における開発チーム力向上に影響が出ているとのこと。 実は…Read More