キーワード: 技術ロードマップから見る2030年の社会
第12回(最終回) 自動運転技術で見た分野横断の技術ロードマップ
No.1261, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1261-42/
緒言 P-SCC14「自動運転に関する分野横断型分科会」は、日本機械学会の部門横断活動を強化するために2015年4月に発足した。分科会活動期間は2年間であるため、2017年4月にATS18-08「自動運転に関する分野横断型研究会」に受け継がれて活動を継続中である。 そこでは、30…Read More
第11回 産業・化学機械と安全
No.1260, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1260-44/
産業・化学機械と安全分野 趣旨 産業・化学機械と安全部門では、「安全性の向上」、「高効率化」、「多機能化」、「長寿命化」など、産業・化学機械の基盤となる学術分野を担っている。 2016年の「技術ロードマップから見る2030年の社会」(1)で、当部門は、安全はすべての分野における共…Read More
第11回 交通・物流 燃費・走行効率
No.1260, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1260-45/
交通・物流分野 燃費・走行効率 趣旨 交通・物流部門では、在来鉄道、船舶、昇降機の二酸化炭素排出量削減に関する技術ロードマップを2016年に発表しているが(1)、そのフォローアップを目的に本稿を作成する。 在来鉄道 在来鉄道の現状と期待される新技術 日本鉄道車輛工業会のデータ(2…Read More
第10回 生産システム
No.1259, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1259-45/
生産システム分野 ものづくりの歴史的転換期 19世紀末から20世紀前半にかけて活躍したフランスの哲学者アンリ・ベルクソンは、人間の知性を「人工物、とりわけ道具を作るための道具を製作した。そして、その製作を無際限に変化させる能力である」(1)と規定し、種としての人類に対して一般に使…Read More
第10回 ロボティクス・メカトロニクス
No.1259, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1259-48/
ロボティクス・メカトロニクス分野 趣旨 ロボティクス・メカトロニクス部門では、2012年度から2013年度にかけて新たな「技術ロードマップ」の作成を実施し、2014年度にはこのロードマップのローリングを行った。ローリングでは「ロボット新戦略」(1)と整合を取りつつ、「製造分野」「…Read More
第9回 設計工学・システム分野
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-50/
はじめに 本稿では、2016年に公開した「技術ロードマップから見る2030年の社会14.設計工学・システム」をレビューする。設計工学・システム部門ではロードマップの作成にあたり、ものづくりの競争力向上のためには高品質・低価格に加え高付加価値が鍵となること、それに向けては社会に存在…Read More
第8回 機素潤滑設計
No.1257, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1257-36/
機素潤滑設計部門は、「機械設計」、「機械要素」、「アクチュエータシステム」、「トライボロジー」の4つの技術・研究分野から構成された部門である。本稿では、「アクチュエータシステム」分野の技術ロードマップを取り上げた「技術ロードマップから見る2030年の社会」(1)のレビューに加え、…Read More
第7回 機械力学・計測制御
No.1256, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1256-42/
趣旨 機械力学・計測制御部門は、機械力学、計測技術および制御を軸に、それらに関連する信号処理技術や設計技術などを対象領域とする部門であり、部門内に留まらず他領域とも連携しながら基礎理論から産業応用技術まで非常に広範な領域において活動を行っている。当部門では2007年以降、技術ロー…Read More
第6回 動力エネルギーシステム分野
No.1255, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1255-42/
エネルギーシステムの構成変化 2013年のエネルギーフローと比較 日本のエネルギーフローの現況として2020年版を図1に示す(1)。一年間に供給された一次エネルギー総供給量(TPES:Total Primary Energy Supply)は17.4 EJ(LHVベース)となり、…Read More
第6回 エンジンシステム分野
No.1255, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1255-44/
2016年公開ロードマップの振り返り この記事では2016年公開ロードマップ記事の振り返りを行うが、その当時からエンジンを取り巻く環境は大きく変化した。特に脱炭素に関しては、2015年末にパリ協定が採択されたが、2018年頃から1.5℃目標が検討されるようになり、日本国内でも20…Read More
第5回 カーボンニュートラルに向けた熱工学の取組み
No.1254, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1254-42/
熱工学部門における技術分野 熱工学部門は、伝熱、燃焼、熱物性の三つの広い領域をカバーしている部門であり、研究者・技術者はそれぞれの領域と対応する専門学会とも密な連携をしながら議論を進めている。例えば日本伝熱学会では、学術・社会的な貢献が大きな課題をピックアップし、特定推進研究課題…Read More
第4回 機械材料・材料加工
No.1253, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1253-40/
趣旨 機械材料・材料加工部門では、材料と加工の観点から2007年度より技術ロードマップの作成に取り組んできた。2007年度に「マイクロ・ナノ加工技術ロードマップ」、2008年度には「材料比強度技術ロードマップ」を作成した。2013年度には「3Dプリンタロードマップ」を発表し、20…Read More
第3回_1 計算力学
No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-40/
計算力学分野 本稿では、「技術ロードマップから見る2030年の社会 3・計算力学」(1)を振り返る。 日本の国際的技術競争力を維持・発展させていくためには、新しいアイデアの創出、設計開発プロセスの効率化、製品の品質向上が不可欠である。これらに直接的に貢献できる分野として、計算力学…Read More
第3回_2 バイオエンジニアリング
No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-42/
バイオエンジニアリング分野 バイオエンジニアリング部門では、機械工学分野と他分野との連携・融合により、生み出されるトピックスとして「マイクロ・ナノバイオメカニクス:荷重支持組織の再生医療への応用」と「生体低摩擦接合」の2つを取り上げ、2030年の社会を見ていた(1)。本稿では、現…Read More
第2回 バックキャスティングによる技術ロードマップ設計
No.1251, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1251-44/
はじめに ロードマップに対する社会的ニーズの高まり ロードマッピング(roadmapping)は、時間軸に沿って現在から将来に至るまでのイベントの連鎖を視覚的かつ構造的に描く方法である(1)。日本では、経済産業省による技術戦略マップが技術ロードマップの事例として広く知られており、…Read More
第1回 「技術ロードマップから見る2030年の社会」のレビューの連載にあたって
No.1250, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1250-42/
はじめに 「技術ロードマップから見る2030年の社会」のレビューの連載にあたって JSME技術ロードマップ委員会は、各部門代表委員からなる部門連携グループを形成し、「JSMEメンバーが考える2050年の社会像実現に向けた技術ロードマップ」の策定・公開をめざして活動している。本活動…Read More