キーワード: カーボンニュートラルへの道 “省エネの視点から”<電気学会 合同企画>
【総論】カーボンニュートラルを目指す省エネ分野の取り組み
No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-08/
はじめに 本稿では、カーボンニュートラルに向けた省エネルギーの取り組みについて、省エネルギー分野の動向、電力エネルギーシステムの変容、省エネルギー分野の新たな視点、長期的PDCAについて述べる。 省エネルギー分野の動向 2050カーボンニュートラルに向けた流れ 2020年10月2…Read More
日本機械学会・電気学会 会長対談「社会課題解決に不可欠な工学系連携」
No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-02/
日本機械学会と電気学会は、工学系学会の中にあって基礎的かつ広範囲な基盤技術を司る学会として永年にわたり活動しており、学問領域および産業応用領域において近い存在である。2004年から両学会による連携活動(会長懇談会)を実施してきた。今回、両学会が課題としている「若手技術者にとって魅…Read More
鉄道分野における省エネ技術の研究開発 ~JR東日本 環境技術研究所の取り組み~
No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-13/
はじめに JR東日本は「ESG経営の実践」を経営の柱として掲げ、2050年度の鉄道事業におけるCO2排出量「実質ゼロ」を目指す環境長期目標「ゼロカーボンチャレンジ2050」を当社グループの目標としている。鉄道は交通分野において輸送量当たりのCO2排出量が相対的に小さく、環境にやさ…Read More
ビル市場の省エネルギー技術の事例
No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-17/
ビルの省エネ制御、BEMSを活用した省エネ技術 注目される省エネ制御・技術と今後について 本稿ではビル市場において注目される4点の制御と技術(1. 外気冷房のコロナ禍での高度利用、2. クラウドによる熱源の最適な運転支援、3. 在室管理のセンシングと高度化、4. 建物における需要…Read More
デジタル社会を支えるICTシステムとその省エネ化の動向
No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-21/
はじめに 現代社会に欠かせないICTとエネルギーについて考える 2021年5月19日、令和三年法律第三十五号として、「デジタル社会形成基本法」(1)が国会で成立、同年9月1日に施行され、国、地方公共団体および事業者の責務や施策の策定、実施などへの方向性が定まった。 この法律では、…Read More
断熱・蓄熱技術の最前線
No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-25/
はじめに NEDOが実施する断熱・蓄熱技術の開発支援 我が国の一次エネルギー消費のうち6〜7割は有効利用されることなく、そのうちの多くは熱として最終的に排出されている(図1)。断熱技術と蓄熱技術はそのような熱のロスを少なくする、または有効利用するためのものであり、省エネルギーを実…Read More
脱炭素時代に向けたヒートポンプへの期待
No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-28/
ヒートポンプとは ヒートポンプはその名の通り熱(ヒート)を低温から高温にポンプのように移動させる技術である。熱の移動元である熱源には空気熱、地中熱を代表として、工場廃熱、河川水熱、下水熱などがあり、移動先の利用用途は給湯・暖房などの温熱利用と冷凍・冷蔵・冷房などの冷熱利用がある。…Read More
熱回収ヒートポンプによる排熱回収システムについて
No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-32/
カーボンニュートラルと熱回収システム 政府は2030年までに2013年比46%削減、2050年までにカーボンニュートラㇽを実現するという目標を示している。図1に示すカーボンニュートラルへのイメージでは、電源の脱炭素化や水素エネルギーの活用などを目指す中で、まずは大幅な省エネルギー…Read More
廃熱回収技術THS2について
No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-36/
はじめに 2021年11月英国グラスゴーで開催された第26回気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)では、世界の平均気温上昇を1.5度に抑える努力を追求することが求められており、COP26の直後に開催されたIMO(国際海事機構)の第77回海洋環境保護委員会(MEPC77)におい…Read More