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第3回_2 バイオエンジニアリング

No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-42/

バイオエンジニアリング分野 バイオエンジニアリング部門では、機械工学分野と他分野との連携・融合により、生み出されるトピックスとして「マイクロ・ナノバイオメカニクス:荷重支持組織の再生医療への応用」と「生体低摩擦接合」の2つを取り上げ、2030年の社会を見ていた(1)。本稿では、現…Read More

LAJ委員会 活動紹介

No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-43/

はじめに LAJ委員会(Ladies’ Association of JSME)は機械工学分野における女性研究者・技術者の活動を支援し、女性会員の増強を図ることを目的に、日本機械学会会員部会の下部組織として2004年10月に発足し、以下の3点を主な目標に活動を行ってい…Read More

メカジョファイル Vol. 7

No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-44/

LAJ委員会では、機械系女性エンジニアへの理解を深めることを目的に、メカジョファイルを発行しています。メカジョとなるに至った経緯や現状を知ってもらうことで、環境や制度が整い、これからの機械系女性技術者の活躍の道がさらに広がることを期待します。

第2回 ラプラス変換と伝達関数

No.1251, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1251-38/

1 ラプラス変換とその性質 制御工学では、ラプラス変換とこれに基づく伝達関数が用いられる。ラプラス変換を行うと、微分や積分は代数的な演算に置き換わる。そのため、複数の動的な要素から構成されるシステムの解析や設計を行う際に、計算の見通しが良くなる。また、ラプラス変換とその逆変換を用…Read More

第2回 工業・工学の失敗には技術的原因と組織的原因が必ず付きまとう―御巣鷹山のJAL機墜落事故を例にとって―

No.1251, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1251-40/

失敗知識データベースから事故原因を分析した 先月号ではタイタニック号の沈没事故を分析したが、失敗学の信徒は知識として何を暗記すべきだろうか。筆者は44年前、材料の講義で「タイタニック号は氷山に衝突し、側板が『低温脆性』によって、ガラスのように割れて冷たい海に沈んだ」と聞いた。その…Read More

第2回 バックキャスティングによる技術ロードマップ設計

No.1251, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1251-44/

はじめに ロードマップに対する社会的ニーズの高まり ロードマッピング(roadmapping)は、時間軸に沿って現在から将来に至るまでのイベントの連鎖を視覚的かつ構造的に描く方法である(1)。日本では、経済産業省による技術戦略マップが技術ロードマップの事例として広く知られており、…Read More

タービンに魅了された者

No.1251, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1251-47/

この度、『二相流計測技術の確立と信頼性・性能を両立する蒸気タービン翼形状の開発』というテーマで日本機械学会奨励賞(技術)を受賞したことに際し、執筆の機会をいただきました。これまでを振り返りつつ研究テーマへの想いや今後の展望について、紹介させていただきます。 私は、エネルギー資源の…Read More

筋駆動ロボットに汎用的設計手法を

No.1251, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1251-48/

2021年度日本機械学会賞(論文)受賞 培養骨格筋をアクチュエータとした泳動ロボットの作製 松下 和磨, 森本 雄矢, 竹内 昌治 日本機械学会論文集 DOI: 10.1299/transjsme.20-00180 ロボットを筋組織で動かす? 「ロボット」と聞くと、読者の皆さんは…Read More

第1回 「技術ロードマップから見る2030年の社会」のレビューの連載にあたって

No.1250, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1250-42/

はじめに 「技術ロードマップから見る2030年の社会」のレビューの連載にあたって JSME技術ロードマップ委員会は、各部門代表委員からなる部門連携グループを形成し、「JSMEメンバーが考える2050年の社会像実現に向けた技術ロードマップ」の策定・公開をめざして活動している。本活動…Read More

第1回 システムの表現

No.1250, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1250-36/

<本連載にあたって> 機械工学に携わる技術者にとって「材料力学、機械力学、熱力学、流体力学」の4力学は、必須の重要な学問分野である。大学や高等専門学校等の機械工学教育で扱う学問領域の多様化によりこれらに割り振られる時間は減少傾向にあり、初学者が学びやすい教科書への要望が高まってい…Read More

第1回 失敗の原因をしつこく考えよう-100年前のタイタニック号沈没事故を例にとって-

No.1250, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1250-38/

失敗学の連載にあたって 筆者の失敗学は、技術者のための失敗学である。技術者はより良い方向へと挑戦し続ける。だから、いくら技術者のモラルが高くても、事故、災害、ミス、トラブル、不具合の類は付きものである。ゼロリスクはあり得ない。でも事前にリスクに気付いて、致命的な損失だけは避けるべ…Read More

第12回(最終回) 乱流

No.1249, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1249-38/

    12.1乱流の性質 第9回に紹介した円管内の非圧縮流れにおいて,層流における管摩擦係数はλ=64/Reだった.しかしこの式は,レイノルズ数が増加して流れが乱流に遷移すると成り立たない(滑らかな管では,おおむねRe>2300で乱流へ遷移する).乱流…Read More

第12回(最終回) 若いものづくりエンジニアへのメッセージ

No.1249, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1249-40/

思いと志 最近、台湾の鉄鋼メーカーから「棒鋼・線材圧延」に関する講演を依頼された。30人ばかりの若手棒線技術者を対象に、塑性加工・圧延理論・棒線製造技術とその実際について1時間半ほど講演した。幹部との昼食後、辞去しようと思ったら再度講演会場に案内され、その後延々3時間にわたり若手…Read More

第12回(最終回) 地域経済から機械産業の動きを読む

No.1249, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1249-44/

地域経済動向は地域の景況を見るものだが、判断は鉱工業生産の動向に大きく左右される。「地域を見ることは産業を見ることだ」と言われるように産業、特に自動車や半導体の生産の動きに大きく左右される。 地域経済動向の役割 通常の景気回復の初期段階では、マクロの経済指標を見ただけでは、景気の…Read More

社会の役に立つ研究を目指して

No.1249, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1249-46/

この度は日本機械学会奨励賞(研究)を受賞しまして、大変光栄に思っています。受賞にあたって今までの研究を振り返って研究に対する思いを文章にしてみたいと思います。 私が研究者の道を選んだのは社会の役に立ちたいという思いからでした。研究をする道に進む決め手となったのは司馬遼太郎の小説「…Read More

第11回 物体周りの流れ

No.1248, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1248-36/

今回は広い空間の一様な流れの中に物体が置かれた場合の,物体周りの流れと物体が流れから受ける力について考えよう. 前回までに扱った管内流れを「内部流」と呼ぶのに対し,今回扱う広い空間の流れは「外部流」と呼ぶ. 11.1 物体周り流れと物体に働く流体力 流れの中に物体が置かれている場…Read More

第11回 ものづくり産業の活性化策

No.1248, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1248-38/

自らチャレンジしなくなった日本 政府は需要を拡大し、企業の生産性向上と設備投資増大を期して、財政出動や量的緩和で資金を民間に投入してきた。しかし1990年以降、チャレンジ精神を高め投資意欲のある起業家を増やす施策や制度改革が遅れに遅れた結果、資金は有効に活用されず、国の債務のみが…Read More