キーワード: 企画・特集
単結晶ダイヤモンド基板のドライ/ウエット加工法
No.1259, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1259-26/
はじめに ダイヤモンドは、高硬度かつ化学的に安定であることから、切削工具や超硬合金金型の代替型などをはじめ、さまざまな分野で用いられている(1)。最近になって、パワー半導体デバイスの開発を目的とした単結晶ダイヤモンド基板の研究・開発が精力的に行われはじめている(2)〜(5)。これ…Read More
100 年に一度の変革期、機械屋の新たな挑戦
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-04/
自動車の進化の歴史、100年前の大変革期 今日、自動車業界はCASEに代表される100年に一度の変革期を迎えている。その大きな変化点のひとつが、今回テーマとして取り上げる電動化、とりわけバッテリー式電動車(BEV)の進展である。現在起きつつある電動化の動向を見るにあたり、時計を巻…Read More
電動車の車両諸元の特徴と運動性能を考える
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-06/
はじめに 世界最初の自動車は蒸気機関を動力源としていた。その車両は、試走時に壁に衝突してこわれてしまった、という逸話もある。「走る」だけでなく、「曲がる」、「止まる」を含む運動性能を確保することが自動車の基本機能であることを物語っている(1)。それから1世紀以上が経過した19世紀…Read More
EV 時代における操安乗心地設計の不易流行~変わらないものと変化してゆくもの~
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-10/
はじめに 自動車業界において、環境対策をきっかけとする電動化の促進が近年一つの大きなトレンドになっている。特に最近では、温室効果ガスの排出を全体としてゼロとするカーボンニュートラルの取組みが進められており、日本など120以上の国と地域で「2050年カーボンニュートラル」の目標が掲…Read More
ロードパスを考慮した機械設計と材料複合化の活用
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-14/
はじめに 電動化に伴う車体構造の見直し 過去も現在も、機械設計屋の仕事はその部品の目的に応じた機能目標を実現することである。自動車の機械設計屋はスタイリングやデザインを含めて機能を満足させるため設計レイアウトの確保から始まり、構造内に荷重をどの様に伝えるのかを示すロードパスの設定…Read More
駆動力による車両運動制御はそれほど単純ではない
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-18/
はじめに 馬車が自動車に置き換わり100年が経過した今、IoT化、自動運転化、シェアリング、そして電動化と、自動車は大きな変革期を迎えている(1)。車両運動の観点においても、駆動源が電気モータに置き換わることがターニングポイントとなる。電気モータは高応答、高精度なトルク制御が可能…Read More
e アクスル
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-22/
はじめに 自動車業界が“100年に一度の変革期”と言われて久しい。これまで主に内燃機関(以下ICE)用トランスミッションの開発・生産を主要事業にしてきた当社も、この変革期を乗り越えるべく各種施策を進めている。 本稿では、電動化への対応を“機械屋”の立場で携わっている者として、電気…Read More
インホイールモータ向けダイレクト油冷技術
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-26/
はじめに 近年、脱炭素社会の実現に向けた投資活動や技術開発が活発となり、特に自動車分野では法規制の改正と併せてガソリンエンジン車から電動車(Electric vehicle: 以下、EV)への転換が進められている。 従来のEVでは、エンジン車の駆動技術を流用し、エンジンを駆動用モ…Read More
車両の電動化に伴う乗心地への影響と対応技術
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-30/
まえがき 車両の電動化に伴い低重心・低ピッチ慣性モーメントなどのばね上慣性諸元、エンジン懸架系共振などのばね上振動感度、パワートレインの回転慣性・剛性などが変化し運動性能への影響が考えられる。これらについてボデーコントロール、プライマリーライド(ばね下振動のばね上振動への影響が小…Read More
電気自動車の要素技術
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-34/
はじめに 地球規模の気候変動問題に対応するために、2015年のパリ協定を起点として、世界各国で温室効果ガスの排出量削減の取組みが活発化している。日本・米国・EUなどの主要国は概ね2050年までのカーボンニュートラル実現を目標に、国家施策として、クリーンエネルギーの導入拡大や産業構…Read More
回生協調ブレーキシステム
No.1258, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1258-38/
はじめに 地球温暖化が環境問題として世界的に取り上げられ、政府が2050年までのカーボンニュートラル実現を宣言しており、CO2の排出量削減は必須テーマとなっている。自動車からのCO2排出量は少なくなく、対策として近年環境対応車(HEV, PHEV, BEV, FCV)が急速に拡大…Read More
会長が訊く(第1回)「 IoTによる製造ビジネス変革」
No.1257, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1257-02/
本会には24の部門・推進会議・専門会議があり、会長が全ての分野に通暁しているわけではありません。この企画では、私自身が特別な関心を持っている機械工学関連のトピックスについて、真っただ中で活躍されている方にインタビューをして、一人称で語って頂きます。 第1回目は、水上 潔氏に、ロボ…Read More
2023 年度年次大会 開催のご挨拶
No.1257, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1257-06/
新型コロナウイルスがいまだ猛威を振るう中、徐々にではありますが日常を取り戻せつつあると思います。2022年度は2019年度以来の対面での年次大会を富山大学にて開催することができました。2023年度についても前年度の経験を活かしながら、東京都立大学にて対面の年次大会を開催したいと思…Read More
事前参加登録/ 特別企画- 先端技術フォーラム・ワークショップ・基調講演・オーガナイズドセッション
No.1257, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1257-07/
事前参加登録 早期登録割り引きは8月18日までとなっております。お早めにご登録下さい。 https://confit.atlas.jp/guide/event/jsme2023/static/registration 特別企画- 先端技術フォーラム・ワークショップ・基調講演 最新…Read More
東京大学メタバース工学部の活動
No.1257, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1257-16/
はじめに 筆者は、メタバース工学部における中高生向け教育プログラムである「ジュニア工学教育プログラム」を運営するジュニア講座部会の部会長としてメタバース工学部の活動に参画している。そこで、本稿ではメタバース工学部の全貌を簡単に説明した上で、当該教育プログラムについて具体的な講座例…Read More
2023 年認定 機械遺産
No.1257, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1257-22/
機械遺産の認定は、2007年に日本機械学会創立110周年を記念して発足した事業で、これまで116件を認定し、今年で17回目となる。応募・推薦があった候補の中から厳正なる審査の上、4件の認定が決定した。
宇宙産業および小型衛星ビジネスの概況と経済産業省の取組み
No.1256, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1256-05/
宇宙産業の概況と経済産業省の取組み 現在の世界の宇宙産業は約50兆円(1)と言われており、2040年には100兆円を超えるという試算がある(2)。 また、国内では約1.2兆円の宇宙産業の規模を、2030年代早期に約2.4兆円へと倍増することを宇宙基本計画(令和2年度版)で目指して…Read More
イノベーション創出に向けたJAXA「J-SPARC」の取組み
No.1256, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1256-08/
はじめに 宇宙開発利用に関わる状況 国立研究開発法人である宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙開発事業団、宇宙科学研究所および航空技術研究所の機関の統合により2003年に設立され、政府全体の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関として宇宙・航空分野の基礎研究から開発・利用に…Read More
アウトガスによる汚染研究をベースとした新規国産センサ開発~日本電波工業(株)とJAXA の事例~
No.1256, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1256-12/
事の始まり 怒りのエネルギーを新たな取組みの原動力に 「これはあまりにもひどい…」 宇宙機関や宇宙機器業界では、真空中で機器を取り扱うことが多い。そのため、大気圧下では発生しないものの、真空下では発生する「アウトガス」の問題と対峙する必要があり、長年その対策に取り組んできている。…Read More
三菱重工の宇宙事業への取組み~宇宙の輸送系×拠点系を中心にした三菱重工の製品紹介と今後の宇宙産業への貢献について~
No.1256, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1256-16/
はじめに 三菱重工業(株)(以降、当社)は、日本の宇宙開発黎明期の1960年代から、ロケット開発を中心にさまざまな宇宙製品を開発に携わり、主にロケットによるユーザへの宇宙アクセス手段の提供を通じて、宇宙開発の発展に寄与してきた。そして今、半世紀以上の時を経て、宇宙開発は新たな局面…Read More