キーワード: 企画・特集

マイクロ流体技術による海洋化学・生化学計測

No.1199, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1199-28/

はじめに 現場海洋化学・生化学計測の重要性 広大な海中環境のほとんどは太陽光の届かない世界であるため、有索の無人探査機や無索の自律型海中ロボット、有人潜水調査船などに代表される海中観測プラットフォームを活用した各種調査ミッションにおいては、強力な投光器を用いたビデオ・写真撮影や目…Read More

海洋酸性化と生物影響

No.1199, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1199-18/

第二のCO2問題:海洋酸性化とは何か 19世紀後半の産業革命以降、人類の生産活動によって莫大な化石燃料が燃焼され、二酸化炭素(CO2)が大気中に過剰に放出されている。CO2は温室効果ガスであるため、地球温暖化を促進している。産業革命以前に大気CO2濃度は約278 ppmであったが…Read More

AUV:自律型海中ロボット

No.1199, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1199-24/

海中ロボット 人が直接行くことのできない海中を探査するために、海中ロボット(海中探査機、海中ドローン)は必要不可欠なプラットフォームである。本章ではまず海中ロボットの概要を紹介し、その中でのAUVの位置づけを紹介する。 海中ロボットには、人が乗り込んで直接操縦する有人潜水艇(HO…Read More

海洋環境変化の自動観測-現状と期待

No.1199, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1199-10/

はじめに 近年、海洋環境変化についての国際的な関心が高まっている。2015年6月にドイツで開催されたエルマウサミットでは、首脳宣言の中に「海洋プラスティックごみへの対処」と「深海底鉱業における予防的手法と環境調査の必要性」が盛り込まれている(1)。そして2015年10月にベルリン…Read More

電力需要予測コンテストの参加体験記

No.1198, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1198-19/

電力の需要予測とは? 需要予測とは、将来時点の商品やサービスに関する需要量を予測することである。電力、ガス、水道や交通などのインフラ事業において、需要予測は計画運用の要となる。電力分野の需要予測は、日々の供給計画つまり発電所の運転計画などに用いる。ご存知のように電力系統は、発電所…Read More

交通・物流部門: 「ブレーキの摩擦振動研究会(A-TS18-06)」の紹介

No.1198, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1198-28/

複合専門領域の研究会設立の背景と目的 自動車の安全性能向上のため、ブレーキの効きは最も重要である。ディスクロータの大型化および摩擦係数の高い材料採用などによって効き改良を進めると、ブレーキ鳴きなどの振動騒音が増加することが多く、それらの低減が重要な技術課題となる。摩擦係数が高いと…Read More

『若手の会』の活動 ~これまでの活動のまとめと今後の展望~

No.1198, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1198-10/

はじめに 若手の会 設置の経緯と背景 機械学会が創立されてから120年が経つ。創立当初の会員数は100名弱だったが、産業、機械工学の発展も相まって、1990年代には会員数が45,000名を超えた。 その後、一転会員は減少し続け、現在に至っては約35,000名となっている。このまま…Read More

不動産業界におけるAI活用

No.1198, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1198-22/

はじめに あらゆる業界で急激に進行中の人工知能(AI)の活用は、ヒトの生活に密着する「衣食住」の分野でも盛んになっている。「衣」「食」では、生産、在庫管理、物流、マーケティング、販売、接客など、サプライチェーンのあらゆる段階でAIの活用が急速に進められている。最近では、カメラ画像…Read More

日本機械学会 若手の会×AI 若手の会 若手ネットワークで変化に対応する

No.1198, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1198-04/

日本機械学会若手の会は、若手技術者にとっての魅力度向上策を若手自らに提案してもらうことを目的に、2015年7月に理事会直下の臨時委員会として設置された。 一方、人工知能学会では、若手の主体性を重視するため、あくまで人工知能学会からは独立した組織であるが、2017年から若手研究者が…Read More

脳神経血管内治療に関する医工学連携研究会

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-35/

私は現在脳血管が関係する病気に対し、カテーテルを用いて治療する“脳血管内治療”を専門に行っている。今回は治療施行医側の立場より治療の現状と問題点を述べる。 脳血管内治療医 日本において脳血管内治療の施行医となるためには、脳神経外科専門医、放射線科専門医、救急科専門医、内科認定医の…Read More

生体組織モデル工学のすすめ

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-30/

生体組織モデルの開発 生体組織モデルは、単にモデルと呼ばれるほか、phantom、 biomodel、 もしくは模擬○○(○○には生体組織名が入る)などとも呼ばれ、生体内で起こる現象を生体外で再現しうるものとして考えられる。その用途としては、1.医療機器の開発および評価、2.医療…Read More

気軽に参加できる年次大会を

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-05/

はじめに 本年度の年次大会は、『多様化する社会・技術への機械技術者の挑戦』をキャッチフレーズに〜「情報と機械の融合」、「社会構造変化への対応」、「革新技術への新展開」〜を大会テーマとしていますが、「機械学会に気軽に参加できる場づくり」が裏のキャッチフレーズかもしれません。この意識…Read More

脳神経血管内治療のための定量的カテーテルシミュレーション

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-34/

はじめに 脳神経血管内治療におけるガイドワイヤーやカテーテルの操作は、「押す」「引く」「ねじる」のみで、多関節の動きを要する手術と比較すると単純である。しかし、ガイドワイヤーとカテーテルと血管との間には多数の接点があり、それぞれの部位で接触力が生じるため、単純な操作でデバイスの複…Read More

血管内治療デバイス留置過程の定量的分析

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-31/

はじめに 術者の視覚や触覚が制限されたカテーテルを用いた血管内治療において、ガイドワイヤ、カテーテル、コイルなどの治療デバイスを留置する際の挙動や血管壁にかかる力を解明することは、安全性向上のために有用である。これまで、本分野では血流解析シミュレーションに関しては多くの研究がなさ…Read More

『多様化する社会・技術への機械技術者の挑戦』 そうだ年次大会に行こう

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-04/

大会委員長挨拶 『多様化する社会・技術への機械技術者の挑戦』 「情報と機械の融合」 「社会構造変化への対応」 「革新技術への新展開」 2018年度の日本機械学会年次大会は9月9日(日)から9月12日(水)まで、関西大学千里山キャンパスで開催されます。今回の年次大会では、いわゆる部…Read More

知識と技術を研鑽する年次大会

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-09/

はじめに もちろん機械学会は、機械を生業とする多くの技術者・研究者がその知識を共有し議論することを第一の目的とするものです。本年度は、1,208件の講演申し込みをうけ、オーガナイズドセッション、ジョイントセッション、ワークショップと種々企画を行います。最新情報は適時大会ホームペー…Read More

2018年認定 機械遺産

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-16/

PDF形式でご覧下さい。 [ 2018年度認定 機械遺産 ]

バイオエンジニアリング部門:「脳神経血管内治療に関する 医工学連携研究会(A-TS02-16)」の紹介

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-28/

日本脳神経血管内治療学会(JSNET)との連携 くも膜下出血の主原因である動脈瘤は、その発生・進展・破裂において、血流を含め、力学的作用が大きく係わっていると考えられている。またその血管内治療に関して、シミュレーションや、力学的作用と化学的作用を応用した医療機器が数多く開発されて…Read More

脳動脈瘤CFD解析の臨床応用への道

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-33/

はじめに 脳動脈瘤の病態生理には、血流衝突やシェアストレスをはじめとした血行力学的ストレスが強く関与することが知られており、医用画像をベースとした患者個別の血流解析は脳動脈瘤でいち早く行われた。国内では脳動脈瘤の血流解析に携わる研究者が増加しつつあり、学会では脳動脈瘤の血流解析に…Read More