キーワード: 企画・特集

ハイパフォーマンスを支えるデータ活用

No.1268, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1268-22/

はじめに スポーツテックの現場への広まり 昨今、日本国内のスポーツの現場で、科学的知見やデータを用いた強化、コンディション管理、そして、ファンエンゲージメントを高める取組みが増えてきたと感じる。スポーツテック(スポーツに関わるテクノロジー)を活用することは、旧来から欧米を中心に盛…Read More

イノベーションセンター MIZUNO ENGINE の競技種目への貢献

No.1268, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1268-26/

ミズノの歴史と競技スポーツの関係 ミズノの歴史 ミズノ(株)は、1906年の創業以来「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」を経営理念に、スポーツの価値を活用したプロダクトやサービスを開発している。創業直後から競技用のアパレル、シューズ、用具の製造を開始し、総…Read More

特集企画にあたって

No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-04/

現代文明は動力の供給によって成り立っている。文明は人を苦力から解放することに本質がある。電車は単なる箱であるがそこへ電力が供給されることによって、人は遠くへ座ったまま行くことができる。電気洗濯機も然り、そこへ電力が供給されることにより人は手もみ洗いから解放される。電力は現代社会で…Read More

日立GE の新型炉開発への取組み

No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-08/

日立GEの新型炉開発の全体像 日立GEニュークリア・エナジー(日立GE)では沸騰水型軽水炉(BWR)建設経験と燃料サイクル技術を元に、4つの新型炉の開発を進めている。図1に、4つの新型炉の導入戦略を示す。直近では、安定電源によるカーボンニュートラルへの貢献が重要であり、そのニーズ…Read More

東芝の革新炉開発の取組み

No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-12/

東芝の革新炉開発 原子力の長期的かつ持続的な活用によるエネルギー安定供給とカーボンニュートラルの実現に向け、東芝グループでは革新炉開発を推進している。至近では革新軽水炉iBR〔innovative,intelligent,inexpensive BWR(沸騰水型原子炉)〕(1)に…Read More

三菱重工の革新炉開発

No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-16/

はじめに 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、原子力は技術的に確立したカーボンフリーかつ大規模・安定電源であり、エネルギーセキュリティの観点からも重要なベースロード電源である。三菱重工は、世界最高水準の安全性を実現する革新軽水炉「SRZ-1200」の開発を推進し、その先…Read More

NuScale VOYGRTM の技術的特徴と技術開発の取組み

No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-20/

はじめに 従来の原子炉より出力の小さい小型モジュール炉(SMR)は脱炭素社会に適した次世代技術として、近年、各国で開発が活発に進められている。米国NuScale Power社(NuScale)が開発するVOYGR SMR発電所は、実証済みの軽水炉技術を活用しながら、小型化・設計の…Read More

カーボンニュートラルを実現する高温ガス炉の実証に向けたJAEA の取組み

No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-25/

はじめに 高温ガス炉は、その優れた安全性と高温熱が供給できることから、水素製造や蒸気供給などにより、2050年カーボンニュートラルに向け、脱炭素化に貢献するエネルギーとして大きな役割が期待される。 高温ガス炉において、セラミックスで被覆した被覆粒子燃料は核分裂生成物の閉じ込め性能…Read More

「常陽」・「もんじゅ」から実証炉へ低炭素社会を実現するナトリウム冷却高速炉の社会実装に向けて

No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-29/

はじめに 脱炭素化に向けた世界的な動きを受け、カーボンフリーエネルギーとしての原子力の再評価が進み、世界各国で新型炉や小型モジュール炉(SMR)の開発および政策的な支援が活発化している。我が国においても、今後の新型炉開発に向けた議論が進展し、高速炉開発の「戦略ロードマップ」(20…Read More

欧米の原子力加速と再エネ共生型BWR の役割世界の原子力発電容量3 倍増の要請に応える革新炉の提案

No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-33/

はじめに 我が国は図1に示すように太陽光発電のパネル容量(GW)では、世界第3位にランクされており平野部での設置が限界に近いとのことから、最近はクリーンエネルギー成長戦略として、岸田首相の原子力の最大限の活用方針が閣議決定された。図2に示すように、先進国のなかで再エネによるCO2…Read More

まとめ

No.1267, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1267-37/

日本国政府は、2050年のカーボンニュートラル達成のために、原子力発電を主要な電源の一つとしている。しかしながら、2011年の福島第一原子力発電所事故を受けて一時すべての原子炉は停止され、新規に導入された原子力発電規制へ対応をなし再稼働されている原子力発電炉は、以前の54基運転が…Read More

特集「自動車用エンジンの現在と未来」によせて

No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-10/

自動車用エンジンに向けられる社会のまなざしは厳しい。2015年のCOP21においてパリ協定が採択されて以降、化石燃料使用による地球規模の気候変動を抑制する機運が高まり、各国のエネルギー政策においても、特に欧州連合を中心に化石燃料から再生可能エネルギーへの転換が推進されている。我が…Read More

熱効率50%スーパーリーンバーンエンジンの開発

No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-12/

まえがき エンジンの熱効率を大幅に向上させるためには、リーンバーンが有効な技術であるが(1)、NOx浄化が課題となる。対応策としてのNOx浄化触媒の追加は、各地域の排気規制に対応するために有効な手段であるが(2)、後処理システムの構成が複雑になりコストが増加する課題がある。筆者ら…Read More

副室ジェット燃焼による熱効率向上への挑戦

No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-16/

はじめに 昨今、カーボンニュートラル実現のため、従来の内燃機関自動車から化石燃料に頼らない電動自動車への転換が加速している。電動自動車への完全移行には、十年単位の時間を要するため、その移行期においては内燃機関自動車の燃費改善が重要である。ガソリン火花点火(Spark Igniti…Read More

発電用ロータリーエンジン8C 型の開発~高出力密度を追求した車載発電ユニットへの挑戦~

No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-20/

はじめに マツダがカーボンニュートラルの実現に向けて推進するマルチソリューション戦略の一つのモデルとして、発電ユニットを搭載したプラグインハイブリッド車を市場導入した。求められる出力性能を、より軽量・コンパクトでスムーズに発揮できるロータリーエンジンは発電ユニットとして適しており…Read More

世界初 可変圧縮比エンジンVC-TURBO 用マルチリンク式クランク機構の開発

No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-24/

はじめに 日産自動車では、2018年より自動車用量産エンジンとしては世界初となる直列4気筒可変圧縮比エンジン VC-TURBOの生産を開始した。さらに、シリーズハイブリットシステム e-POWERに直列3気筒可変圧縮比エンジンの適用とバリエーションを拡大し、現在に至るまでさまざま…Read More

正味熱効率55%超の次世代ディーゼルエンジン- 画期的な熱効率改善を得るための天の邪鬼的研究アプローチ -

No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-28/

今後もエンジンという選択肢は必要か 包括的なCO2排出抑制や将来エネルギの観点から 答えはYes。欧米では近い将来にエンジンの生産そのものを廃止する可能性もあるが、これは政治家の「エンジン不信」による部分が大きいと思う。近年のさまざまなLCA(ライフサイクルアセスメント)解析結果…Read More

重量車用水素エンジンの実用化を目指して

No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-32/

水素エンジンを取り巻く状況 乗用車では、二酸化炭素排出量削減のため電気自動車化が進んでいる。しかし長距離トラックや建機などでは、要求される連続稼働時間に対し搭載できる電池の量が不足すること、電池の寿命が車両に要求される寿命に対し短すぎることなどから電気自動車化が難しい。これら車両…Read More

燃料のライフサイクルアセスメント

No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-36/

はじめに 2020年10月に宣言された「2050年カーボンニュートラル」を受けて、我が国では脱炭素に向けた取組みがよりいっそう強化されてきている。カーボンニュートラルを実現するための「経済と環境の好循環」をつくるための産業政策として2020年12月に策定された「2050年カーボン…Read More

e-fuel に関する技術調査と実証試験

No.1266, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1266-40/

まえがき パリ協定による国家間の気候変動枠組条約の採択を契機に、昨今では地球温暖化抑止に向けた持続可能社会の実現のため、多くの企業が責務の一部としてさまざまな活動に取り組むようになってきた。SUBARUでは、中期経営計画などで示されているように経営から開発、販売に至るまでの企業活…Read More