キーワード: 企画・特集

「はやぶさ2」の初期科学成果

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-30/

「はやぶさ2」のサイエンス 目指すサイエンスは、地球生命の原材料の解明 「はやぶさ2」は、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として2014年12月3日に種子島宇宙センターから打ち上げられた。「はやぶさ」(ミッション期間:2003~2010年)は、小惑星から物質を持ち帰る世界初の技術…Read More

まえがき:小惑星探査機「はやぶさ2」

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-04/

小惑星探査「はやぶさ2」ミッション 小惑星探査機「はやぶさ2」は、2014年12月に種子島からH-IIAロケットにより打ち上げられ、4年間の飛翔の末、2018年6月に小惑星Ryuguに到着した。その後、小惑星近傍にて科学観測を行うとともに2018年9月に探査ロボット「ミネルバ2」…Read More

「はやぶさ2」のイオンエンジン

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-10/

はじめに イオンエンジンの重要性 人類が確立した宇宙への“現実的”な移動手段は、ロケットしかない。ロケットは世界各国さまざまあるが、やや乱暴にいえば、その質量は約100–1,000トン、費用は数十億–数百億円になる。そしてそのロケットの大部分は、宇宙に行く…Read More

「鉄道車両研究開発の最前線」特集に寄せて

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-04/

(写真提供:雨宮 奈津美) 本特集は2019年度日本機械学会年次大会(2019年9月8-11日、於:秋田大学)で開催した同名の特別行事企画(先端技術フォーラム)に基づくものである。 鉄道は自動車や飛行機などと並んで身近な交通機関である。しかし、鉄道車両にはどのような技術的課題があ…Read More

新世代鉄道車両台車「efWING」

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-06/

はじめに 鉄道車両は、自動車や航空機などの輸送機器に比較してCO2排出ガスが少なく、ランニングコストに優れ、環境に優しい交通手段となっている。そのような鉄道車両に対しても、昨今の地球環境問題を顧みて省エネ機運が高まっている。鉄道車両の軽量化も、他の交通機関と同様に省エネを達成する…Read More

脱線しにくい台車の開発

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-10/

はじめに 鉄道は多くの方々が利用する身近な交通機関であり、他の交通機関に比べて安全性が高い交通機関であると一般に認識されている。ただし、今日においてもごく稀に脱線事故が発生することがあり、乗客への被害をもたらし、鉄道事業の信頼性を失墜させることにつながっている。そこで、従来の台車…Read More

ステンレス鋼製車体関連技術のイノベーション

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-14/

-抵抗スポットからレーザ溶接への技術革新- はじめに 2019年9月30日の時点で、国内のステンレス車両のシェアは61%に達する。日本初のステンレス車両は、東急車輛製造株式会社(以下、東急車輛、現:株式会社総合車両製作所)が1958年に製造した東急電鉄5200系である。この520…Read More

アルミニウム合金製構体~A-trainと海外展開

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-18/

はじめに 鉄道は、環境にやさしく、安全かつ大量に乗客や貨物を輸送できる交通機関であり、公共交通の手段として世界的に利用者が増加している。利用者との接点が多く、鉄道の顔ともいえる象徴的な存在が車両であり、輸送の安全や乗り心地を確保するために重要な役割を果たす。鉄道車両のうち、強度や…Read More

中央新幹線の実現に向けた超電導リニアの開発

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-22/

はじめに 2011年に国土交通大臣から東海旅客鉄道(株)に対して超電導浮上式鉄道(以下、超電導リニア)による中央新幹線(東京都・大阪市間)建設の指示がなされ、超電導リニアの開発は大きな節目を迎えた。これは夢の技術と呼ばれて久しい超電導リニアが、研究・開発のフェーズから現実の建設・…Read More

次世代新幹線の開発と試験車両「ALFA-X」

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-26/

はじめに 東日本旅客鉄道(株)(以下、当社)は、1987年に発足し、今年4月に33年目を迎えた。この間、当社の新幹線は、ネットワークを拡大してきた。1982年に開業した東北・上越新幹線は、1991年に東京まで延伸、それ以降も、1992年の山形新幹線開業(その後、新庄まで延伸)や1…Read More

破損・堆積現象の解明を目指して

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-10/

Track 1: Severe Accident Phenomena, Fukushima Accident Analysis トラック1:シビアアクシデント現象と福島第一原発の事故解析 福島第一原発(1F)で発生したシビアアクシデントから8年以上が経過し、ロボットなどによる調査…Read More

リング状ヒータを用いた管外設置式蒸気流量計の開発

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-32/

はじめに 工場や発電所において、熱需要の多くは蒸気により供給されている。蒸気流量の計測は、性能診断やエネルギーソリューション、省エネ機器の導入検討に不可欠である。従来のオリフィス流量計や渦流量計は設置の際、配管を切断するため、稼働停止が必要であった。そのため、蒸気配管に挿入するこ…Read More

EMSのためのクランプオン型超音波流量計

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-37/

エネルギー管理の必要性 「蒸気流計測の高度化に関する研究会」では、もっぱら工場などでの加熱用蒸気にみられる、いわゆる「湿り蒸気」が検討対象の一つとなっている。従来、比較的大規模な工場ではセントラルのボイラーで蒸気が生成され、蒸気配管を用いて使用箇所に運ばれている。工場が大規模な場…Read More

動力エネルギーシステム部門:「蒸気流計測の高度化に関する研究会(A-TS 08-10)」の紹介

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-30/

研究会発足の経緯 産業分野では、省エネ、二酸化炭素の排出量や燃料使用量の削減などに貢献できる技術開発が日々進められている。特に、熱需要に対応する蒸気流量の把握と適切な計測、有効な対策の提示と提供は非常に重要となっている。しかしながら、蒸気の流量計測は、湿りの影響や、管内の流動様式…Read More

汎用蒸気設備と蒸気流量計測例の紹介

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-31/

汎用蒸気試験設備の構築 電力中央研究所では、発電プラントの蒸気系配管における振動、減肉などの経年劣化事象の予測評価や、工場などでのエネルギー使用の詳細評価に必要な湿り蒸気流量の評価などを目的とした汎用的な蒸気試験設備を構築している(1)。

タスクベースの要素技術開発・システム化

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-16/

Track 3: Robot Technology, Remote Control System 廃炉のためのロボット技術、遠隔操作システム 東北地方太平洋沖地震の影響による福島第一原子力発電所の事故発生以来、廃炉作業として、瓦礫の撤去、原子炉建屋内への経路確保、原子炉建屋内での…Read More

福島廃炉、環境改善に向けた計測技術開発の取り組み

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-18/

Track 4: Radiation Measurement and Analysis Track4の概要 Track4では、ガンマ線計測を中心とした放射線計測機器開発・計測手法の開発と、化学分離操作を要しない迅速分析法の一分野としてレーザー光を活用した分析技術開発にスコープを当…Read More

質、量ともに未知なる廃棄物への取り組み

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-21/

Track 5: Waste Management 福島第一原子力発電所の廃棄物 廃炉の工程を左右する存在 我が国における原子力の平和利用は、発電により利益を得る一方で、その過程で発生する放射性廃棄物の処分がすべて実現されているわけではない。そのような状況において、福島第一原子力…Read More

総説:福島第一原子力発電所の廃炉

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-06/

東京電力福島第一原子力発電所の事故炉の廃炉作業は、長い道のりの一部が進んだ状況にすぎない。一方、地域の復興は大きく進展し、サイトの環境は安定した状態にある。これから廃炉の本格的な作業に取り組む計画である。難しい技術開発も最終段階に入るとともに、新たな研究にも着手していく。本国際会…Read More