キーワード: 企画・特集

座談会 「技術者は楽しい!」

No.1214, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1214-04/

技術者という職業は、社会からどう見られているだろうか。 技術者という職業はやりがいがあって面白い?! 技術者の地位向上や技術者の育成のために何をすべきか、学会が担うべき役割は何かについて意見交換を行った。 写真左から、森下、田中、渡邉、原、山本 職業としての技術者 山本(司会):…Read More

技術者は面白い!-女性にとっての職業選択肢-

No.1214, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1214-26/

はじめに 私は、大学では理工学部で物理学を専攻した。卒業後、電気機器メーカに就職し配属されたのは、パワーエレクトロニクス部というインフラ向けにパワーエレクロニクス(以下PEと略す)技術を応用した大容量電力変換装置を開発設計する部署で、大学の専攻とは関連しない技術分野であった。また…Read More

未来を見据え、我が国の工学を牽引する学会に

No.1214, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1214-01/

会長新年挨拶 会員の皆様におかれましては、よい新年をお迎えされたこととお喜び申し上げます。 昨年は、地球温暖化に起因するとされる気候変動により、厳しい現実が突きつけられました。一昨年の西日本における7月豪雨に続き、昨年9月には台風15号、さらに10月の19号により、東日本に甚大な…Read More

「はやぶさ2」の衝突装置とその運用

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-22/

「はやぶさ2」による内部構造探査 「はやぶさ2」のミッション目的は、C型小惑星「リュウグウ」からのサンプルリターンである。C型小惑星は、S型小惑星と比べて始原的であると考えられており、C型小惑星からサンプルを持ち帰り、原始太陽系における鉱物・水・有機物の相互作用を解明することで、…Read More

「はやぶさ2」の小惑星Ryuguへのタッチダウン運用

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-14/

はじめに 2014年12月3日に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで打ち上げられ、2018年6月に小惑星Ryuguに到着した「はやぶさ2」は、到着後、8月に小惑星の3次元形状モデルを作成するために画像を取得する中高度観測降下運用、重力の推定などのための自由落下降下運用を実施…Read More

「はやぶさ2」サンプラ

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-18/

はらぶさ2サンプル採取装置(サンプラ)の概要 「はやぶさ2」に搭載されているサンプル採取装置(以下、サンプラ)は、「はやぶさ」初号機で技術開発されたサンプラの設計を踏襲し、「はやぶさ2」のミッション要求を満たすために改良された装置である。本稿では、「はやぶさ2」サンプラの概要につ…Read More

総説:「はやぶさ2」ミッションと成果の概要

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-06/

「はやぶさ2」ミッションの目的と意義 「はやぶさ2」(図1)は、2010年に地球帰還を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として、我が国独自のサンプルリターン技術を発展させ、かつC型スペクトルを有する小惑星からの土壌採取という世界初の試みを実現させるべく計画された事業である…Read More

「はやぶさ2」の初期科学成果

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-30/

「はやぶさ2」のサイエンス 目指すサイエンスは、地球生命の原材料の解明 「はやぶさ2」は、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として2014年12月3日に種子島宇宙センターから打ち上げられた。「はやぶさ」(ミッション期間:2003~2010年)は、小惑星から物質を持ち帰る世界初の技術…Read More

まえがき:小惑星探査機「はやぶさ2」

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-04/

小惑星探査「はやぶさ2」ミッション 小惑星探査機「はやぶさ2」は、2014年12月に種子島からH-IIAロケットにより打ち上げられ、4年間の飛翔の末、2018年6月に小惑星Ryuguに到着した。その後、小惑星近傍にて科学観測を行うとともに2018年9月に探査ロボット「ミネルバ2」…Read More

「はやぶさ2」のイオンエンジン

No.1213, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1213-10/

はじめに イオンエンジンの重要性 人類が確立した宇宙への“現実的”な移動手段は、ロケットしかない。ロケットは世界各国さまざまあるが、やや乱暴にいえば、その質量は約100–1,000トン、費用は数十億–数百億円になる。そしてそのロケットの大部分は、宇宙に行く…Read More

「鉄道車両研究開発の最前線」特集に寄せて

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-04/

(写真提供:雨宮 奈津美) 本特集は2019年度日本機械学会年次大会(2019年9月8-11日、於:秋田大学)で開催した同名の特別行事企画(先端技術フォーラム)に基づくものである。 鉄道は自動車や飛行機などと並んで身近な交通機関である。しかし、鉄道車両にはどのような技術的課題があ…Read More

新世代鉄道車両台車「efWING」

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-06/

はじめに 鉄道車両は、自動車や航空機などの輸送機器に比較してCO2排出ガスが少なく、ランニングコストに優れ、環境に優しい交通手段となっている。そのような鉄道車両に対しても、昨今の地球環境問題を顧みて省エネ機運が高まっている。鉄道車両の軽量化も、他の交通機関と同様に省エネを達成する…Read More

脱線しにくい台車の開発

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-10/

はじめに 鉄道は多くの方々が利用する身近な交通機関であり、他の交通機関に比べて安全性が高い交通機関であると一般に認識されている。ただし、今日においてもごく稀に脱線事故が発生することがあり、乗客への被害をもたらし、鉄道事業の信頼性を失墜させることにつながっている。そこで、従来の台車…Read More

ステンレス鋼製車体関連技術のイノベーション

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-14/

-抵抗スポットからレーザ溶接への技術革新- はじめに 2019年9月30日の時点で、国内のステンレス車両のシェアは61%に達する。日本初のステンレス車両は、東急車輛製造株式会社(以下、東急車輛、現:株式会社総合車両製作所)が1958年に製造した東急電鉄5200系である。この520…Read More

アルミニウム合金製構体~A-trainと海外展開

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-18/

はじめに 鉄道は、環境にやさしく、安全かつ大量に乗客や貨物を輸送できる交通機関であり、公共交通の手段として世界的に利用者が増加している。利用者との接点が多く、鉄道の顔ともいえる象徴的な存在が車両であり、輸送の安全や乗り心地を確保するために重要な役割を果たす。鉄道車両のうち、強度や…Read More

中央新幹線の実現に向けた超電導リニアの開発

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-22/

はじめに 2011年に国土交通大臣から東海旅客鉄道(株)に対して超電導浮上式鉄道(以下、超電導リニア)による中央新幹線(東京都・大阪市間)建設の指示がなされ、超電導リニアの開発は大きな節目を迎えた。これは夢の技術と呼ばれて久しい超電導リニアが、研究・開発のフェーズから現実の建設・…Read More

次世代新幹線の開発と試験車両「ALFA-X」

No.1212, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1212-26/

はじめに 東日本旅客鉄道(株)(以下、当社)は、1987年に発足し、今年4月に33年目を迎えた。この間、当社の新幹線は、ネットワークを拡大してきた。1982年に開業した東北・上越新幹線は、1991年に東京まで延伸、それ以降も、1992年の山形新幹線開業(その後、新庄まで延伸)や1…Read More

破損・堆積現象の解明を目指して

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-10/

Track 1: Severe Accident Phenomena, Fukushima Accident Analysis トラック1:シビアアクシデント現象と福島第一原発の事故解析 福島第一原発(1F)で発生したシビアアクシデントから8年以上が経過し、ロボットなどによる調査…Read More

リング状ヒータを用いた管外設置式蒸気流量計の開発

No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-32/

はじめに 工場や発電所において、熱需要の多くは蒸気により供給されている。蒸気流量の計測は、性能診断やエネルギーソリューション、省エネ機器の導入検討に不可欠である。従来のオリフィス流量計や渦流量計は設置の際、配管を切断するため、稼働停止が必要であった。そのため、蒸気配管に挿入するこ…Read More