キーワード: 企画・特集

ドラフター 徒然なるままに 国産初、万能製図機械MUTOH『ドラフターMH-I』

No.1225, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1225-17/

学会創立110周年記念事業の一つである機械遺産の初の認定に向け、調査担当であり、自身が機械遺産小委員会委員として候補に推薦した「ドラフター第1号機」を実地調査したのは14年前の2006年12月15日であった(図1)。 国産初のドラフターの考案者は武藤与四郎〔1904(明治37)年…Read More

推進電動化による技術革新旅客機の構想検討

No.1224, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1224-10/

はじめに 航空機はさまざまなシステムから成り、また、安全性の要求が厳しく規定されている。したがって、推進電動化という革新技術を航空機に適用するに当たっては、従来のシステムおよびその安全性と整合を取る必要があり、推進電動化を組み込んだ新しいシステムの安全性を十分に確保する必要がある…Read More

航空機電動化向け電力変換・配電技術

No.1224, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1224-14/

はじめに 航空機が排出するCO2を削減するために抜本的な対策が求められている。ICAOでは、CO2排出量を2050年に2005年比で半減する目標を掲げており(1)、コロナ危機後もその目標を堅持している。既存技術の改良だけではこの目標を達成することは困難なため、新たな技術の一つとし…Read More

電動航空機用モータ開発

No.1224, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1224-18/

クルマの技術を空へ 電動化は自動車だけでなく、空でもトレンド 昨今、自動車と同様に航空機においても環境/快適性向上を目指し、電動化の検討が進められている。その中でも特に注目されているのが電動垂直離着陸機(eVTOL: Electric Vertical Take-off and …Read More

大型電動ハイブリッドドローンK-STORKの開発

No.1224, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1224-22/

はじめに 山間部での中量物資輸送を目指して 超小型化かつ安価な電子部品が出現し、2010年に発売された一般消費者向け空撮用ドローン「AR Drone」を先駆けとして、ドローンは急速に発展した。そして、バッテリー性能の向上に伴い機体の大型化が可能となり、2016年には世界初の有人ド…Read More

ロケットエンジンターボポンプの電動化

No.1224, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1224-26/

ターボポンプの電動化とは 電動ポンプのシステム構成 ロケットエンジン、そして電動化と文字を並べてみると何を想像するだろうか? 大型人工衛星または国際宇宙ステーションへ物資を輸送するHⅡ-AまたはBなどの液体推進剤ロケットは、多くの電気系が組まれている。固体推進剤を持つイプシロンロ…Read More

航空機エンジンの電動化が変える未来

No.1224, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1224-04/

航空機の電動化とは 装備品電動化と推進系電動化の違い 航空機の電動化技術には2000年代以降二つの大きな変化があった。一つは装備品の電動化、もう一つは推進系の電動化である。装備品電動化の代表例はBoeing社の787(2011年就航)であり、エンジン軸力で駆動される発電機の容量が…Read More

「航空機先進システム実用化プロジェクト」の成果と今後の取り組み

No.1224, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1224-06/

プロジェクトの概要 航空機産業は、最先端の技術が適用される典型的な研究開発集約型の産業、かつ極めて広い裾野を有する総合産業であり、極限までの安全性・信頼性が求められ、厳しい品質管理が要求される。また今後、旅客需要は世界的に大きく伸び、今後20年で約2倍になることが想定されている(…Read More

特集「これからが本番、IoTの発展浸透に向けた新技術」を企画して

No.1223, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1223-04/

日本機械学会は、2016年、その翌年に創立120周年を迎えることを機に、“新生「日本機械学会」の10年ビジョン”を策定している(1)。広範な分野を取り込みイノベーションへとつなげていく横断的総合技術としての機械工学の強みを活かし、社会を変革する場であり続け、それを担う人材育成に貢…Read More

これからが本番、IoT研究発展に向けた取り組み

No.1223, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1223-06/

はじめに IoTはこれからが本番 本稿のタイトルにある「これからが本番」は、2020年3月に同時開催予定であったが、社会情勢に鑑みて残念ながら中止となった、情報・知能・精密機器部門講演会(IIP2020)および生産システム部門研究発表講演会2020(3/26、27、東京電機大学 …Read More

振動を電気エネルギーに変換するon-siteマイクロ発電-エナジーハーベスティング-

No.1223, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1223-10/

SDGsとon-siteマイクロ発電 地球温暖化問題や気候変動問題などの全地球的な課題が、現在、現実に集中豪雨、大型台風、熱波、竜巻などと大きな被害をもたらして私たちの目前に姿をあらわすようになってきた。経済界もSDGs(Sustainable Development Goals…Read More

製造現場に混在する多様な無線通信を安定化するSRF無線プラットフォーム

No.1223, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1223-14/

フレキシブルファクトリパートナーアライアンス 製造現場では、人手不足、熟練工の減少という人材の問題や、顧客ニーズの多様化、グローバル競争の激化などの市場環境の急激な変化への対応のため、より多くの情報を用いたきめ細やかな運用管理により、生産性を向上させることが必要不可欠になってきて…Read More

センシング技術を活用した製造・物流現場の効率化検討

No.1223, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1223-18/

事業会社から見る製造工程自動化の取組 社会環境の進化に必要とされる最先端の技術を深耕し、それを実世界へ組み込み社会貢献することが大学や学会の役割である。しかし、事業会社においては、最先端の技術を導入することは必ずしも必要でなく、低コスト化・省人化へつながることや、使い易さが優先さ…Read More

人と機械が共に成長する Factory IoT〜製造プラットフォームの構築によるリーン生産の実現〜

No.1223, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1223-22/

はじめに 自動車業界は100年に一度の大変革期を迎えている。良い車をつくれば売れる「売り切り」の時代は終わり、競争ドメインは新車の“企画から市場投入まで”の企画・開発フェーズから、MaaSに象徴される“市場投入後”のユーザの使い方、より満足度の高い移動体験を提供する「サービス」へ…Read More

米国機械学会 V&V標準の動向

No.1222, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1222-06/

はじめに 米国機械学会におけるV&V標準の位置付け 固体や熱流体を対象とする機械系の数値シミュレーションのVerification and Validation(V&V、検証と妥当性確認、以下V&V)では、米国機械学会(The American Socie…Read More

オイルかき上げ現象におけるV&V

No.1222, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1222-10/

はじめに 今日の科学技術において、汎用計算機を用いたシミュレーション技術は欠かせないものとなっており、汎用計算機自体の性能の著しい向上に伴い、大規模計算が可能となり、複雑な物理現象を再現すること(複合現象の解析)も可能となりつつある。シミュレーション技術はサイエンスやエンジニアリ…Read More

土木分野におけるV&Vの現状

No.1222, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1222-14/

 学会動向 土木系学会の委員会紹介 「土木分野の数値解析におけるV&Vに関する小委員会」(以下、当委員会)(1)は、次の三つの活動を掲げ、2014年に土木学会の応用力学委員会の中に立ち上げられた。 ①国内外の関連分野のV&Vの動向調査と分析 ②各材料分野における数…Read More

土木分野のV&Vに関する事例紹介

No.1222, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1222-18/

土木工学とは? 土木工学とは、良質な生活空間の構築を目的として、社会的・経済的基盤の整備(インフラ整備)や自然災害の軽減・防御のための技術について研究する学問である。主な対象は、道路、鉄道、港湾空港などの交通運輸施設、ダム・堤防などの海岸河川保全施設、上下水道・電力・ガスなどのラ…Read More

原子力分野におけるV&V規格の動向

No.1222, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1222-22/

原子力分野におけるシミュレーションの役割 事故のシミュレーションによる安全性の確認 原子力分野では、原子炉の事故のシミュレーションが以前より行われてきた。代表的なものに原子炉冷却材喪失事故がある。日本における発電用原子炉は、原子炉を軽水で冷却する軽水炉である。原子炉は高圧にして軽…Read More