キーワード: 企画・特集

道路交通の安全対策へのETC2.0とGISの活用

No.1241, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1241-17/

はじめに ETC2.0データとGIS情報 ETC2.0は、従来型のETCの機能(料金収受)に加え、渋滞回避、安全運転支援やITSスポットを通して収集される経路情報などの新たなサービスが実施できる新世代型のETCである。ETC2.0は、道路上に設置された通信アンテナとETC2.0対…Read More

鉄道における自動運転のあゆみと将来ー自動車の自動運転と対比してー

No.1241, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1241-21/

はじめに 最近、自動車の自動運転の急速な進展に影響されてか、鉄道の自動運転も注目されるようになって来た。例えばJR東日本が将来の山手線の自動運転化を念頭において試験を行った等々のニュースが報道されている。しかし、鉄道の自動運転は、1961年の地下鉄日比谷線や1970年の大阪万博モ…Read More

飛行場管制システムのデジタル化

No.1241, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1241-26/

新しい飛行場管制のかたち リモート・デジタルタワーの実現に向けて 航空管制システムとは航空機が安全かつ円滑に運航するために必要なシステムである。しかし、普通に生活していれば航空機を利用することはあっても、航空管制の存在をあまり意識することはないかもしれない。この「航空管制」という…Read More

【総論】カーボンニュートラルを目指す省エネ分野の取り組み

No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-08/

はじめに 本稿では、カーボンニュートラルに向けた省エネルギーの取り組みについて、省エネルギー分野の動向、電力エネルギーシステムの変容、省エネルギー分野の新たな視点、長期的PDCAについて述べる。 省エネルギー分野の動向 2050カーボンニュートラルに向けた流れ 2020年10月2…Read More

ビル市場の省エネルギー技術の事例

No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-17/

ビルの省エネ制御、BEMSを活用した省エネ技術 注目される省エネ制御・技術と今後について 本稿ではビル市場において注目される4点の制御と技術(1. 外気冷房のコロナ禍での高度利用、2. クラウドによる熱源の最適な運転支援、3. 在室管理のセンシングと高度化、4. 建物における需要…Read More

デジタル社会を支えるICTシステムとその省エネ化の動向

No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-21/

はじめに 現代社会に欠かせないICTとエネルギーについて考える 2021年5月19日、令和三年法律第三十五号として、「デジタル社会形成基本法」(1)が国会で成立、同年9月1日に施行され、国、地方公共団体および事業者の責務や施策の策定、実施などへの方向性が定まった。 この法律では、…Read More

断熱・蓄熱技術の最前線

No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-25/

はじめに NEDOが実施する断熱・蓄熱技術の開発支援 我が国の一次エネルギー消費のうち6〜7割は有効利用されることなく、そのうちの多くは熱として最終的に排出されている(図1)。断熱技術と蓄熱技術はそのような熱のロスを少なくする、または有効利用するためのものであり、省エネルギーを実…Read More

脱炭素時代に向けたヒートポンプへの期待

No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-28/

ヒートポンプとは ヒートポンプはその名の通り熱(ヒート)を低温から高温にポンプのように移動させる技術である。熱の移動元である熱源には空気熱、地中熱を代表として、工場廃熱、河川水熱、下水熱などがあり、移動先の利用用途は給湯・暖房などの温熱利用と冷凍・冷蔵・冷房などの冷熱利用がある。…Read More

熱回収ヒートポンプによる排熱回収システムについて

No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-32/

カーボンニュートラルと熱回収システム 政府は2030年までに2013年比46%削減、2050年までにカーボンニュートラㇽを実現するという目標を示している。図1に示すカーボンニュートラルへのイメージでは、電源の脱炭素化や水素エネルギーの活用などを目指す中で、まずは大幅な省エネルギー…Read More

廃熱回収技術THS2について

No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-36/

はじめに 2021年11月英国グラスゴーで開催された第26回気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)では、世界の平均気温上昇を1.5度に抑える努力を追求することが求められており、COP26の直後に開催されたIMO(国際海事機構)の第77回海洋環境保護委員会(MEPC77)におい…Read More

日本機械学会・電気学会 会長対談「社会課題解決に不可欠な工学系連携」

No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-02/

日本機械学会と電気学会は、工学系学会の中にあって基礎的かつ広範囲な基盤技術を司る学会として永年にわたり活動しており、学問領域および産業応用領域において近い存在である。2004年から両学会による連携活動(会長懇談会)を実施してきた。今回、両学会が課題としている「若手技術者にとって魅…Read More

鉄道分野における省エネ技術の研究開発 ~JR東日本 環境技術研究所の取り組み~

No.1240, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1240-13/

はじめに JR東日本は「ESG経営の実践」を経営の柱として掲げ、2050年度の鉄道事業におけるCO2排出量「実質ゼロ」を目指す環境長期目標「ゼロカーボンチャレンジ2050」を当社グループの目標としている。鉄道は交通分野において輸送量当たりのCO2排出量が相対的に小さく、環境にやさ…Read More

「鉄鋼業におけるモノづくり」特集によせて

No.1239, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1239-01/

本誌において鉄鋼特集が組まれたことは大変時宜を得たものと喜んでいます。 鉄鋼材料は機械工学を支えてきた基本材料であり、機械工学は、鉄鋼業の基幹産業としての発展を支えた基盤技術です。また、機械工学が各種産業の共通工学であるのに対して、鉄鋼業はいくつもの産業分野を包含した総合製造業の…Read More

日本鉄鋼業の概要と動向~21世紀の動向を中心に~

No.1239, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1239-06/

日本鉄鋼業について、その概要と21世紀の動向を中心に概説する。 日本鉄鋼業の概要 我が国産業における鉄鋼業の位置づけと概要 日本経済における地位、産業規模と輸出額 鉄鋼業は、国内総出荷額約17兆7,500億円、付加価値額約3兆100億円、事業所数約4千(従業員4人以上)、従業員数…Read More

鉄鋼業における環境への取り組み

No.1239, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1239-14/

はじめに 昨今、世界全体のみならず、我が国においても環境問題、とりわけ地球温暖化問題への取り組みについてのニュースを見聞きしない日はなく、それら諸問題への関心が高まっていることは論を待たない。 産業界において、環境問題、地球温暖化問題への取り組みは避けて通ることができない“経営上…Read More

自動車用薄鋼板における研究の現状

No.1239, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1239-20/

はじめに CO2排出量削減を目指した鉄鋼材料研究の背景 地球温暖化防止の観点から、日本国内でも2050年までにCO2排出量実質ゼロ、すなわちカーボンニュートラル社会の実現に向けて、科学技術の世界全体で大きな動きが始まっている(1)。そのような動向の中、鉄鋼企業は多量のCO2を排出…Read More

自動車の強みとしての先進高強度鋼板

No.1239, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1239-24/

はじめに 日本の自動車産業の発展を支え続ける鉄鋼の進化 日本のものづくりの強みは品質力・技術力を活かせる部素材にあるといわれている(1)。鉄鋼は高度成長期から現在まで高い品質と技術で日本の製造業を支え続けてきた。中でも、上位の国際競争力を誇る自動車産業との連携については高橋がレビ…Read More

鉄鋼業における計測制御技術

No.1239, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1239-28/

はじめに 狙い通りに商品が製造されているかを常に確認し、違いがあればそれをなくすように設備を動かす、これはモノづくりの普遍的なニーズであり、そこには計測制御技術が必須である。これまで計測技術と制御技術が両輪となって発展し、対象の拡大や精度の向上などを成し遂げてきた。 従来の物理法…Read More

圧延・熱処理・表面処理プロセス

No.1239, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1239-32/

はじめに 本稿では、溶鋼を固める連続鋳造によって製造された鋳片をさまざまな形状に加工したり、その熱履歴などを制御しながら鉄鋼材料が有する種々の特性を引き出したり、錆から鉄鋼材料を守るめっきを施したりする、圧延・熱処理・表面処理プロセスについて述べる(1)(2)。 圧延は回転するロ…Read More

還元鉄製造プロセス カーボンニュートラルへ向けて

No.1239, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1239-36/

はじめに 還元鉄製造プロセスは、高炉のように大規模な設備投資やコークスも必要としないため、天然ガスを産出する地域を中心に製鉄所の鉄源プラントとして建設されてきた。 また近年、電気炉による粗鋼生産の拡大に伴いスクラップを補完する清浄鉄源としての還元鉄需要が高まっており、さらに輸送性…Read More