キーワード: 企画・特集
建設技能作業再現システムの開発~遠隔左官作業における性能や作業性を実証~
No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-22/
はじめに 建設現場において、各種建設機械を用いた作業は積極的に自動化が進められ生産効率は年々上がっている。しかし、ビルの内装工事など人が手作業で行ってきた部分の機械化は、数十年にわたりさまざまな取り組みが行われてきたが、事実上ほとんど開発が進んでいない。この手作業を機械化、自動化…Read More
コロナ禍における遠隔医療(オンライン診療)
No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-26/
遠隔医療の変遷 我が国では、1970年代から遠隔医療の取り組みが始まり、1996年には、厚生労働省に遠隔医療研究班が組織された(1)。当時は画像伝送を中心とした取り組みが多く、研究班では「遠隔医療とは、映像を含む患者情報の伝送に基づいて遠隔地から診断、指示などの医療行為および医療…Read More
アバターロボットを活用した新たな移動サービス
No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-30/
図1 アバターを活用した新しい移動イメージ コロナ禍で変革した移動スタイル 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、これまで当たり前に行っていたリアルなコミュニケーションや移動が制限され、ライフスタイルは大きく変革した。人と会うハードルが上がり、職場では、対面会議からオンライン会議…Read More
技術と法律の望ましい関係を目指して
No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-04/
はじめに AI時代における技術者の起こした不祥事の意味 最近は、IoT、AIなどの文字をメディアで目にすることのない日はないといってもよい。自動化・無人化の波はあらゆるところに押し寄せている。 AIが社会生活のさまざまな場面に浸透することにより、人が直接に関与しないところで事故が…Read More
機械技術者のリスク管理
No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-12/
まえがき 機械技術者にかかわるリスクには、実は二つの面があることを忘れてはならない。一つは、他者に与えるリスクであり、もう一つは、自分自身に降りかかるリスクである。ここで、他者とは、機械技術者が関係した機械設備を直接使用する利用者、導入して事業を行っている企業であり、さらに機械設…Read More
自動運転の高度化と民事責任の変容
No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-17/
交通事故に伴う法的責任とは 刑事・民事責任、行政処分の中で民事責任に着目する 自動運転車による事故について検討する前提として、従来の車両(ここでは人が常に運転の主体となる車両とする)により交通事故が起きた場合の法律関係について述べる。 Aが所有する車両を運転中、運転を誤って歩行者…Read More
保険制度によるリスクの分散
No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-21/
はじめに 我が国が目指す未来社会Society5.0において、IoT(Internet of Things)ですべての人とモノがつながり、さまざまな知識や情報が共有され、今までにない新たな価値が生み出される。また、AI(人工知能)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり…Read More
事故調査の現状と問題点
No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-25/
公的な事故調査の概要 2001年以前、我が国の公的な事故調査機関としては、航空事故調査委員会と海難審判庁があるだけで、それ以外の分野では公的な事故調査機関は存在しなかった。マスメディアや国民の受け止めとしても、「この事故の原因は警察が調べています」という報道を違和感なく受け止め、…Read More
公益通報者保護制度の発展系譜と新たな課題
No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-28/
はじめに 2021年6月30日、電機M社は長崎製作所で製造する鉄道車両用の空調設備の一部で不適切な検査などが行われていたことが社内調査で判明したと公表した(1)。その後、本件は他の工場、製品でも行われていたことが判明し、社長・会長の退任に至っている。 近年、企業による品質・検査不…Read More
サステナブル社会の構築に貢献する植物由来複合材料
No.1242, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1242-36/
はじめに 環境保護意識の高まりを受けて、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みがさまざまな分野で進んでいる(1)。特に、地球温暖化の原因となる物質の一つである二酸化炭素を含む温室効果ガスの排出量削減を目指した脱炭素化の取り組みが活発に行われている(2)。例えば多くのプラスチック…Read More
特集「技術革新をもたらす複合材料技術」によせて
No.1242, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1242-08/
『技術革新をもたらす複合材料技術』と題して、特集を企画した。複合材料の範囲は広いが、ここでは特に繊維強化プラスチックに関する技術を紹介する。繊維強化プラスチックの中でも、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は軽量でありながら力学特性に優れ、耐腐食性を有するなど、際立った特徴のある…Read More
CFRP製高圧水素タンクの設計革新にむけて
No.1242, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1242-10/
研究背景 車載用水素タンクの現状と課題 燃料電池車の普及のためには効率的な水素貯蔵システムとその安全性を保証する技術の開発が必要である。低価格下や航続距離の確保のため、車載用水素タンクの軽量化が求められており、炭素繊維複合材料(CFRP)の利用が必須である。70MPaを超える高圧…Read More
航空機複合材構造の接着接合技術
No.1242, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1242-13/
なぜ航空機構造で接着接合に取り組むのか 接着接合は機体軽量化のカギとなる 接着接合は古くからある技術であり、それは航空機においても同様である。接着接合が適用された航空機の最初期は、第二次世界大戦中に製造され、木製航空機としても有名なde Havilland DH.98 Mosqu…Read More
革新的将来宇宙輸送プログラムにおける複合材料研究
No.1242, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1242-18/
はじめに 我が国の宇宙輸送システムの継続的な自立性を確保した上で、2040年代前半までに抜本的な低コスト化などを含めた革新的技術により将来宇宙輸送システムを実現するとともに、民間事業者が主体的に事業を展開することで、自立した宇宙開発利用を飛躍的に拡大させ宇宙産業を我が国の経済社会…Read More
複合材料の3Dプリンティング
No.1242, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1242-23/
はじめに これまでの複合材料成形は、副資材の選択、積層や硬化に関するノウハウが多く、だれでも簡単に成形できるものではなかった。一方で、市販されている樹脂フィラメントを用いた熱溶解積層法の3Dプリンターは、CADデータから直接立体造形できるものの、強度と剛性が低く、構造材料としては…Read More
材料からプロセス全体の最適化による革新的成形技術
No.1242, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1242-27/
はじめに 成形技術が複合材料の適用拡大に大きく貢献 近年の複合材料の利用拡大は、高い生産性と品質管理を両立し低コストを実現する高度な成形技術が大きく貢献している。このとき、単に成形装置や機械による省力化だけではその効果に限界があり、プロセスの自動化や高速化を達成するために、材料の…Read More
炭素繊維強化プラスチックのリサイクル材と真空成形への応用
No.1242, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1242-33/
はじめに 炭素繊維は軽量で且つ高い強度を有することから、金属代替材料として航空機、自動車、風力発電、スポーツ用具など多方面で利用されている。しかし、炭素繊維そのものの製造工程で大量のエネルギーを消費することから、地球温暖化の原因とされる温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量も無視でき…Read More
総論:IT技術・自動運転技術が拓く安全でサスティナブルな交通システムの実現
No.1241, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1241-04/
はじめに 私たちの日常生活には、移動を司る交通システムの存在が不可欠である。徒歩や自転車などのパーソナルなものから、自家用車、バス、タクシー、鉄道、航空機、船舶といった旅客輸送システム、さらにはトラックによる宅配便から国際的な貨物船に至る物流システムが無くては生活し…Read More
協調型ITSの現状と将来動向
No.1241, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1241-07/
はじめに 日本におけるITSの歴史と概要 昨今の自動車業界は100年に一度の変革期と言われ、特にCASEと呼ばれる取り組みが、その変革の中核を成すとされている。CASEはそれぞれConnected, Autonomous, Shared & Services, Elect…Read More
自動車分野における自動運転の安全論証
No.1241, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1241-13/
はじめに 自動車業界では、安全で自由なモビリティ社会の実現を目指して、自動運転の実用化に取り組んでいる。自動車分野の自動運転の実用化にあたっては、技術的な観点はもちろんのこと、法制度(交通ルール)や社会受容性などの観点からも大きな課題がある(1)(2)。 交通ルールの観点では、例…Read More