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前輪のだ角一定の定常円旋回走行において,重心の旋回半径をR,車速をVとすると,R/Rv=0=1+KV2の関係になる定数Kのこと.K>0では,高速になるにつれ旋回半径が大きくなり,これをアンダステアという.逆に,K<0ならば,だ角が同じでも高速につれ旋回半径が小さくなることを意味し,オーバステアという.安定性確保の点で,一般的には,Kに正で小さな値を与え,弱アンダステアに設定されている.このKは,質量,ホイールベース,前後の荷重配分,前後の等価コーナリングパワーで決まり,重要な設計因子である.