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傾斜地を利用して建てられる建物に設置される斜めに走行するエレベータで,駆動方式のほとんどがロープ式である.このエレベータのかごは,昇降路の傾斜沿った台車の上にかご床が水平になるように取り付けられている.通常傾斜角は水平に対し20~45°で,エレベータの速度は上下に走行する一般のエレベータに対し,水平方向の加減速度が作用するため中低速のものが多い.かごはロープを介して昇降路上部の斜め上に設けられた巻上機で駆動され,ロープの他端に取り付けられた釣合おもりは,かごの台車の下を走行する.