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一般にマッハ数が5以上の速度域を極超音速と呼び,飛行速度がこの速度領域に達する航空機を極超音速機という.極超音速では,飛行マッハ数の増加に伴い揚力と抗力の比が低下することや気流の運動エネルギーが機体表面近傍で熱に変化して引起こされる空力加熱など特有の問題がある.また,推進機関も飛行速度や高度に応じて,これまでの超音速機とは異なる方式のものが必要になる.このため極超音速機は世界的にまだ研究段階にある.なお英文用語はHSTと略記されることも多い.