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垂直軸のまわりに羽根(ロータ)を回転させることにより下向きに流れを押しやりその反力として揚力を発生する翼のこと.通常軸の近くに羽ばたきヒンジを備え,そのまわりに自由に上下できる構造になっている.固定翼と異なり前進速度が0でも揚力が得られ,ホバリングが可能である.羽根の先端が描く軌跡を含む平面を翼端経路面というが,この面を水平から傾けることによりその方向に推力成分を生み出す.回転翼を用いる飛行機としてはヘリコプタが代表的な例である.