「設備などの有形資産の経済的ライフサイクルコストを追求して,適用されるマネジメント,財務,技術等を総合したテクノロジー」であり,1970年イギリスで作られた造語である.有形資産(設備)の取得コストだけでなく,その生涯にわたる運用コストの総和であるライフサイクルコスト(LCC)の経済的追求のための設備メーカ,エンジニアリング会社,設備ユーザそれぞれの取組みである.このようなLCCの低減のための設備ユーザの立場からの具体的な取組みとしては,我が国で形成されたTPMがあり,世界的な広がりを見せている.