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レーザ光を用いて材料を二次元的に切断する方法.レーザエネルギーのみで切断するケースは非常に少なく,ガスの吹付けにより溶融物を吹飛ばす方法が一般的である.酸化層を問題にしない場合は,吹付けガスに酸素ガスを用い,酸化反応熱も活用することにより低レーザエネルギーで高速切断を可能とする.日本では,CO2レーザ加工機の80%以上が切断・穴あけ加工に利用されている.プレス抜型を必要としないレーザ切断はNCプログラムやロボットのティーチングのみで多品種・少量生産に迅速に対応できるため,重要な加工技術となっている.