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数μmから数十μmの大きさの粗い砥粒を水や油に分散させた研磨剤を用い,それを介して工作物を鋳鉄などの硬質工具のラップにすり付けてする研磨法である.ガラス面などは,曇り面に仕上がり,ポリシングの前加工に位置付けられる.ガラスの研磨では,ラッピングとポリシングの区別が明確であるが,一部に鏡面仕上げにラッピングと名付けられているところもある.ラッピングは平面や球面などの形状・寸法の加工に用いられるだけでなく,工具に鋼材のマルチブレードやマルチワイヤを使用したラッピング切断にも利用される.