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切削加工に代表される機械加工においては,工具と工作物の間に相対運動を与え,工作物を所定の形状,寸法に削り出す.工具と工作物の相対運動のうち,切削作用をする方向の運動を主運動といい,主運動に直角な方向の運動を送り運動という.送り運動の速度は送り速度という.フライス,ドリル加工のような多刃工具の場合も基本的には同様に,主運動に直角方向の運動を送り運動という.送り運動方向への工具の単位移動量を送り量といい,1切削行程当たり,1回転当たり,あるいは1切れ刃当たりで表す.