目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
フライス切削において,刃先が食込むときの角度をエンゲージ角といい,図のような正面フライス切削の場合,フライス回転中心Oと,食いつき時におけるフライス工具と工作物の接触点Aを結んだ直線が工作物端面となす角で定義される.エンゲージ角は,工作物とフライスの位置関係や,フライスの径によって変化する.フライス切削では,断続切削に伴う衝撃力が工具チッピングの原因となるが,エンゲージ角が小さいほど,チッピングに対して強いとされる.