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摩擦抵抗の低減,摩擦面の表面損傷の軽減の一つの方策として,摩擦面間に潤滑油の膜を形成する(潤滑).油膜の粘度が支配的な流体潤滑油膜は厚い油膜で,摩擦面の運動によって摩擦面間に引込まれた油が適切なすきま形状によって圧力を発生し形成する動圧流体潤滑油膜,外部のポンプによって昇圧され摩擦面間に圧送された油が形成する静圧流体潤滑油膜がある.油膜が単分子あるいは数分子程度にまで薄くなると,化学的な性質が支配的になり,これを境界潤滑油膜という.