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接触する二物体が滑るとき,連続的ななめらかな滑りにならず,滑りと固着が交互に起きる間欠運動.摩擦系に弾性ばねを含むと,接線力の増加に伴うばねの変位の増加が弾性エネルギーを増加させ,限界に達するとエネルギーの解放としてみかけの滑り速度より大きな滑りが生じる.やがてそれらの相対速度が0になると固着する.これが繰返される.材料の組合せや,静摩擦と動摩擦との差,摩擦-速度特性が負,二面間の潤滑状態,滑り速度,摩擦系の質量,ばね定数,固有振動数,減衰性などが影響因子となる.