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摩擦において接触部がせん断されるとき,元の接触面と異なる位置で破断し,一方の面の小部分が相手面に付着すること.この付着片を移着粒子と呼ぶ.凝着摩耗で顕著である.金属表面が酸化物で覆われていると凝着は小さく,移着も小さい.しかし真空中では酸化物被膜の補修が抑えられるので,凝着・移着は激しくなる.一度相手面に付着した粒子が再び元の表面に移着することを再移着と呼ぶ.また移着粒子が表面から離脱すると摩耗粒子となる.