目次
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畳込み誤り訂正符号を対象とする複号アルゴリズムとして,1967年にViterbi A.J.により提案される.符号語の送信確率が一定である仮定のもとに,正復号率を最大とする最ゆう復号を効率的に実行する復号法であり,理論的に最も高い符号化利得を達成する.離散時間有限状態機械の出力を観測し,最も確からしい状態遷移を判定する動的計画法の一手法と見なすことができ,ディジタル伝送などの通信分野や磁気記録データ再生,音声認識などの分野で幅広い応用がある.