対人の安全性を考慮してロボットシステムに施される対策.日本工業規格[JIS B 8433]では事故防止のためのインタロックを定めている.基本的には,①人間の不在に基づいてロボットの運転を許可する方法,または②ロボットの停止に基づいて人間の進入を許可する方法である.例えば,扉に安全スイッチを設ける場合,①では,扉の開(off信号)で自動停止させ,②では,通常扉をロックし,ロボットの停止をセンサで確認してロックをはずす.ただし,これらのインタロックは故障時ロボットを停止させるフェイルセイフでなければならない.