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ゴムチューブの伸縮をおもに空気圧によって制御することによりアクチュエータとしての機能を得る.一般に繊維強化ゴムが使用され,ラバチュエータ,フレキシブルマイクロアクチュエータ(FMA)などが知られている.ラバチュエータはマッキベン型人工筋を改良したものであり,発生力は同径の空気圧シリンダの3~10倍である.FMAはチューブ断面が3室に仕切られ,それぞれの圧力を調整することにより任意方向に湾曲する.柔軟で生物的なアクチュエータとして,ロボットや医療・福祉機器などへの応用が可能である.