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空間的制約により駆動部に直接アクチュエータを設置できない場合の有効な動力伝達方式で,類似の駆動方式として,ワイヤ駆動,腱(けん)駆動方式がある.一般に,アクチュエータ出力軸と被駆動軸にそれぞれプーリを固定し,両者にケーブルをはってループが構成される.この方法は,駆動部に直接アクチュエータが付かないので,駆動部を軽量化できる利点がある反面,伝達系の剛性が下がることに注意する必要がある.