目次
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物体に力が作用し任意の径路をとおり,元の位置に戻ったとき,その間になされる仕事の総和が0であるとき,その力を保存力という.例えば質量mの物体をhの位置に持ち上げると,その物体になされる仕事はmghで,それを落下させたとき-mghの仕事となり,物体が動いて元の位置に戻るまでの仕事は0である.このような力を保存力という(重力,万有引力,線形ばねの復元力等).一方摩擦力の場合は,往復の仕事とも同符号であり,仕事の和は0とならず,その仕事は熱となって消散する.このような力は保存力ではない(摩擦力,空気抵抗等).