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ロータの不釣合いを計測するための試験，または計測した不釣合いを許容限度内に釣合せる作業の総称．計測する不釣合いにより静釣合い試験と動釣合い試験がある．前者は，水平支持されたロータの偏重心が重力で下方に向く性質を用い，または回転させて剛性ロータの静不釣合い（一修正面）の大きさと角度を計測する．後者は，ロータを回転させ，その遠心力によって発生する不釣合い力と不釣合い偶力（モーメント）によるロータ振動や軸受部の反力を計測して動不釣合い(二修正面以上が必要となる）を求める．
