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対数減衰率

logarithmic decrement

 質量m,減衰係数c,ばね定数kからなる1自由度振動系の自由振動の変位と時間との関係のグラフにおいて,隣りあう極大値をa1a2とすると,a1/a2=exp(cT/2m)となる.ここでTは減衰自由振動の周期である.この比の自然対数を対数減衰率といい,一般にδで表す.すなわち\[\delta = \frac{c}{{2m}}T\]または対数減衰率δと減衰比ζの間には,減衰が小さいとき,δ=2πζの関係がある.

13/1007609.txt · 最終更新: 2023/02/17 11:32 by 127.0.0.1