ユーザ用ツール

サイト用ツール


自己相関

autocorrelation

 一つの確率過程X(t)が二つの異なる時刻においてとる値の関連性.その尺度となる自己相関関数は,時刻ttτにおける値の積の期待値,Rx(t, τ)=E[X(t)X(tτ)]によって定義される.定常確率過程の場合には,時間差τのみの1変数関数Rx(τ)となる.Rx(τ)は,τについて偶関数であり,二乗平均値E[X2(t)]を意味するτ=0で最大値をとる.Rx(τ)はパワースペクトル密度とフーリエ変換の対をなす.

13/1005122.txt · 最終更新: 2023/02/17 11:32 by 127.0.0.1