主に熱交換器等に発生する流力弾性振動の発生の有無を評価する際に用いられる無次元数であり、質量減衰パラメータが大きいほど振動が発生しにくい。なお、換算減衰率やスクルートン数と同義の無次元数であるが、その定義は次式の通りであり、換算減衰率やスクルートン数とは2倍異なる。
\[{\frac{m_0 \delta}{\rho_0 D^2}}\]
ここで\({m_0}\)は構造物の単位長さ当たり質量、\({\delta}\)は構造物の対数減衰率、\({\rho_0}\)は流体密度、\({D}\)は構造物の直径である。