伝達関数G(s)において,s=jωと書換えて得られるものを,周波数伝達関数G(jω)という.このG(jω)は複素量であるので,絶対値と位相角を用いて,\(G\left( {j\omega } \right) = \left| {G\left( {j\omega } \right)} \right|{e^{j\varphi \left( \omega \right)}}\)と表現することができる.ここで,絶対値\(\left| {G\left( {j\omega } \right)} \right|\)をゲインという.通常は,\(\left| {G\left( {j\omega } \right)} \right|\)の常用対数をとり,それを20倍したデシベル(dB)を単位にしたものを用いる.