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確率分布関数

probability distribution function

 すべての実現値\(\omega \)に対して\({x\left( \omega \right)}\)を対応させる写像を確率変数という.この確率変数がある値より小さい集合は,標本空間の部分集合となり,一つの事象とみなすことができる.この事象の確率を確率分布といい,以下のように定義される.\[P\left( x \right) = {\rm{Prob}}\left\{ {x\left( \omega \right) < x} \right\}\]これは確率変数がベクトルの場合にも同様に定義でき,\[P\left( \boldsymbol{x} \right) = {\rm{Prob}}\left\{ {\boldsymbol{x}\left( \omega \right) < \boldsymbol{x}} \right\}\]結合確率分布関数として定義される.

13/1002013.txt · 最終更新: 2017/07/19 08:49 by 127.0.0.1