目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
原子炉が臨界状態からずれている程度を表す量.反応度は,臨界状態からの増倍率kのずれの相対値(k-1)/kで定義され,単位としてはΔk/kが使われる.また,Δk/k/βeffを1ドル($)とする単位も使われる.βeffは実効遅発中性子生成率で235U単独の核分裂ではβeff=0.0065となる.反応度が1ドル以下の場合には原子炉出力上昇は緩やかであるが,1ドルを超えると即発中性子のみにより連鎖反応が維持され出力が急上昇する.また,減速材の温度・密度,燃料温度などの原子炉の状態量の変化に対する反応度の変化を反応度係数で表す.【反応度事故】