目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
熱機関の入熱と出熱との熱平衡精算の結果である熱収支を表す方法として,燃料の完全燃焼により発生する熱量を100%とし,転換したエネルギーが各部にどのように分配されているかを表すことを熱勘定という.通常,図示仕事から運動部分の摩擦,補機類の駆動仕事を差引いて実際に機関主軸から取出せる出力を仕事に換算した正味仕事,冷却損失,排気損失および機械損失の4項目に分ける.その構成は,機関の形式,規模,運転条件によって変わる.