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燃焼用空気量は,未燃分の低減,発煙の防止などのために,理論空気量よりも多めに投入するのが通例である.しかしこれでは燃焼状況は良くなるものの排ガス量が多くなることによる乾き排ガス損失が増加し,ボイラ効率が低下する.それを防ぐためになるべく低い空気比で運用することを低空気比燃焼というが,そのためにはバーナの燃焼改善などの対策が必要となる.最近はほとんどのボイラで低空気比燃焼が行われているが,この場合の空気比は重油:1.05以下,LNG:1.08以下,石炭:1.20以下である.