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断面が円形状の火炉内に,小塊に粉砕した灰溶融温度が低く,スラギング性の高い石炭+一次空気および,二次空気を接線方向に投入し,火炉内で激しい高温の燃焼をさせ,灰は溶融状態で炉底より取出し,火炉出口の燃焼ガス中には溶融灰が含まれていない状態で後流の対流伝熱面に導入し,対流伝熱面のスラギングを防止させることを目的とした火炉.ドイツにて低品位炭向けに広く採用されていたが,NOx排出量が極めて高くヨーロッパ酸性雨の元凶とされた.