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アイソトープ電池ともいわれ，放射性同位元素（RI）から放出される放射線エネルギーを直接電気に変換する装置である．エネルギー変換方法には，放射線の持つ電荷を集めて直接電気エネルギーをうる方法など種々考えられるが，現在実用されている代表的方法は，熱電対電極を照射して熱エネルギーから熱電変換するものである．熱源となるRIは，半減期が長く，安定な化学物質に作れるものが要求され，90Srや238Puが使われる．宇宙用や海洋用のほか，心臓ペースメーカの電源としても使われている．
