目次
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万一の事故時の炉心冷却を行う工学的安全設備(安全系)に,重力や流体の自然循環など自然力を利用した静的・受動的な機器を用い,ポンプやファンなどほかの駆動源が要る能動的な機器をできるだけ使用せず,非常用電源を軽減または削除するなどする簡素で信頼性の高い安全システムの概念を云う.機器の数が減る他,作動原理が単純なため運転操作を簡略化できるなどの利点がある反面,能動的な機能性を欠く面もある.採用例として,SBWR(simplified BWR)やAP―600などがある.