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焼玉機関

hot bulb engine

 シリンダヘッドに球形の燃焼室(これを焼玉と称する)を持つ機関.すべてクランク室掃気二サイクルエンジンで,構造と取扱いが簡単であることから小型船用として,かつてかなり用いられていたが,現在ではあまり用いられない.運転中は焼玉を400~500℃に保ち,これに燃料(重油)を吹付けて,熱面により点火,燃焼する.始動の場合には重油バーナで焼玉をあらかじめ外部から加熱しておく.

11/1012828.txt · 最終更新: 2017/07/19 08:49 by 127.0.0.1