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燃料-空気混合気を点火させるために必要なエネルギーであって,その最少値を最小点火エネルギーという.点火とは自ら伝ぱしうる火炎核を生成させることである.火花点火において,火花エネルギーが小さい場合,火炎核に対する電極の冷却作用が強い場合,あるいは強い乱流場では,初期火炎核が消滅してしまう.そのため点火にはある大きさ以上のエネルギーが必要となる.また,燃料濃度が希薄あるいは過濃であったり,燃焼ガスによる混合気の希釈度が増すと,点火に際してより大きなエネルギーが必要となる.