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伝熱面積を拡大する目的で,伝熱管の内表面あるいは外表面(あるいは両面)にフィンを付加したものをフィン付管という.拡大伝熱面の一種である.伝熱面の内外の熱伝達率に大きな差がある場合には,熱伝達率の小さい方の表面にフィンを付けることを考える必要がある.また,フィン効率およびフィンによる流動抵抗の増大を考慮して適切な形状・寸法を選ばなければならない.なお,ある種のフィンでは,伝熱面積の拡大ばかりでなく,流れの撹乱(かくらん)や表面張力効果(凝縮の場合)による伝熱促進をも兼ねた設計のものもある.