目次
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熱機関が高熱源から受取った熱量のうちの,どれだけを正味の仕事に変換したかを示す比率で,熱機関の最も重要な性能値の一つ.熱機関のサイクルにおいて,作動流体が高熱源から受取る熱量をQH,作動流体が行う仕事から外部より受取る仕事を差引いて,外部に対してなす正味の仕事をWとすれば,熱効率ηはη=W/QHで定義される.このηはサイクル効率とも呼ばれる.低熱源に放出される熱量QLはQL=QH-Wであり,η=1-QL/QHとも表される.