目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
二つの異なる相からなる混相流の総称で,気液系,固液系,固気系二相流,液-液系二相流などを意味する.一般に,二相流中に含まれる各相の平均体積率(ボイド率という)の大きさに依存して各相の空間分布の形態が異なる.これを流動様式という.これらは,一方の相が他相中に分散して流れる分散流,層状に流れる分離流に大別される.二相流の流れの機構を支配するのは,このような連続相流れと分散相,および分離流の界面における両相間の流体力学的相互作用である.